JRAの事業活動は樹木・芝生・水などのさまざまな自然やサラブレッドという生き物の恵みに支えられて成り立っています。私たちは、地球環境と地域環境の保全を通じて、持続可能な社会の構築に貢献することを重要な経営課題と認識し、JRAの事業活動に伴い生じる環境への負荷を極力抑制しながら事業活動と環境との調和を図ってまいります。
将来にわたって持続可能なかたちで自然の恵みを享受し、ひいては中央競馬の持続的成長を実現できるよう、「JRAの事業活動に伴い生じる環境負荷を限りなくゼロに近づけること(ゼロ・エミッション)」を長期目標とし、「JRA-Zero」をスローガンに掲げて環境への取組みを進めてまいります。
また、JRAが環境に配慮した事業活動を行うにあたり、役職員が常に意識すべき「行動指針」を以下のとおり定めています。
職員ひとりひとりが事業活動のあらゆる場面において地球環境や事業所周辺の環境負荷を低減することを意識して取組みます。
事業活動に伴う排出物の減量、再利用、リサイクルを推進し、天然資源の消費抑制と省資源化に努めます。
事業活動の各段階において省エネルギーの推進および再生可能エネルギーの活用により温室効果ガス排出抑制に努めます。
事業所周辺環境の保全に努めます。
「環境委員会」を中心とした環境マネジメント体制を構築し、着実な環境対策を推進するとともに、環境関連法令順守、廃棄物適正処理の徹底、環境コミュニケーションおよび環境リスクへの適切な対応に努めます。
環境に関する教育・啓発活動を継続的に実施し、職員ひとりひとりの環境保全意識の向上に努めます。
関連団体、取引先や協力企業に対し環境活動への協力と理解を求めてまいります。