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衛星アニメ劇場

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
衛星アニメ劇場
ジャンル アニメ / コンプレックス番組
出演者 ナビゲーターを参照
製作
制作 NHKNHK BS2
放送
音声形式ステレオ放送
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間1990年4月2日 - 2011年3月27日
放送時間下記参照
公式サイト

特記事項:
字幕放送は2008年4月3日放送分より。
ナビゲーターの出演は、2009年3月26日放送分をもって終了。
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衛星アニメ劇場(えいせいアニメげきじょう)とはNHK BS21990年4月2日から2011年3月27日に放送されたアニメ番組枠である。「衛星こども劇場」の後を受けて、アニメのみの枠として開始された。なお、NHKではこの枠で放送された番組を地上波で再放送する枠も『衛星アニメ劇場』と呼称している。

概要

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当初は民放で放送していたアニメなど他局の再放送が中心で、CS放送のアニメ専門局が普及するまでは貴重な再放送枠であった。1994年以降、商業ベースには乗りにくい(乗らなかった)国内製作アニメも新作として(但し、NHKによる製作又は製作会社からの放送権購入の扱い)放送するようになった。また、他ではほとんど見られる機会がなかった、海外製作作品を積極的に放送したのも特色の一つであった。2003年に枠が縮小されて以降は、新作中心の構成となっている。また、姉妹関係にある番組として「BS名作アニメ劇場」がある。日曜は「サンデーアニメ劇場」(1990年4月8日 - 1994年3月13日)として放送され、主に新作枠として使われた。

2007年3月31日放送分までのデジタル放送はスタジオ4:3、VTR16:9(1作品目と3作品目のみ)であったが、同年4月7日放送分からはオープニングアニメーションとスタジオも16:9(アナログ放送14:9)サイズでの放送になった。

NHKの衛星放送チャンネル数再編により2011年3月27日放送分を以って21年の歴史に幕を降ろした。なおアニメ番組枠としての名称はNHK BSプレミアムBS深夜アニメ館に引き継がれた。

放送時間帯

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以上は帯で2作品放送。他局のTV作品の再放送および海外製作作品で、新作は放送されなかった。
以上は各曜日2作品ずつ、週当り10(8)作品放送。新作、他局の再放送、OVA、海外で製作された作品などが放送されていたが帯番組時代はスタジオパートのみ地方局での収録がしばしば行われていた。
以上は3作品放映。8時台の前半が新作(基本的に自局制作以外)または海外で製作された作品、8時台の後半が他局の再放送、9時台が自局制作の新作またはOVAである。
  • 2008年4月3日 - 2009年3月26日…木曜 23:00 - 23:59
新作が深夜帯に放送されるのはNHKでは初である(再放送を除く)。また、本放送時点から字幕放送に対応するのも初である(その後の地上波放送時に対応する場合が大半だった)。
2009年4月改編により日曜深夜に移動。終了時間は2作品放送時が23:50、3作品放送時が24:20に変更された。
NHK地上波との関係
  • 1993年4月3日、土曜18時枠終了。1993年4月10日からNHK総合テレビ土曜18:10枠でアニメ放送開始。
  • 1999年4月2日、金曜18時枠終了。1999年4月9日からNHK教育テレビ金曜18:00枠でアニメ放送開始。
  • 2003年4月5日、放送枠縮小。2003年4月からNHK教育テレビ(19時台)でアニメ放送枠拡大。
  • 2008年3月29日、土曜午前枠終了。2008年4月5日からNHK教育テレビ土曜8時台、9時台でアニメ放送開始。

ナビゲーター

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  • 作品の放送前後に通称「ナビゲーター」(2005年3月までの呼称は「おねえさん」)と呼ばれる案内役がおたよりやイラストを紹介するコーナーやアニメ作品の主題歌を歌うコーナーがあり、スタジオにゲストとして原作者や声優が来た時にはトークの聞き手になるなど重要な役割を果たした。また、2000年4月3日から2003年4月3日にかけては、お姉さんが登場するスタジオとしてテント2000みんなの広場が用いられていた。
  • 2002年3月28日までの帯時間帯の時代は2人が曜日毎に交代で担当していた。
    • 2003年4月5日からは枠縮小(この同年4月から夕方から朝に枠を移した)に伴い1人になったが、2005年4月2日より毎回男女2人で担当する形式に変更された。
  • 同年9月3日〜11月5日はかかずゆみが産休のため松本彩乃(現:新名彩乃)が代理を務めた。
  • 生放送と間違えられやすいが「衛星アニメ劇場」は収録放送であり且つ2本録りである。[いつから?]
    • 本編内ではたまに台本のセリフを少々噛んだりとちったりしても割とそのまま流れることがあるが『かかずゆみの超輝け!大和魂!!』(2007年10月16日配信分)にゲスト出演した吉田の話によると「本当にタイトルを忘れたり詰まった時は撮り直している」とのことである。
  • 2007年4月7日からスタジオ放送も16:9に変わったのに合わせて、スタジオ内のセットが家をイメージとしたセット(後ろには窓がある)に一新された。以後、4月14日放送分(この週から以後2本録り)のオープニングは2人が立って挨拶・番組紹介(8時台後半アニメ終了からは座って進行)をしているが、翌週以降からは座って進行という形に戻した。
  • 2007年10月13日から『オーバン・スターレーサーズ』終了後にMCコーナーの時間が設けられた。
  • 2008年3月15日はアニメの新番組を紹介した(前週で「彩雲国物語」が終了したため)。当番組の木曜夜23時移行も兼ねて告知された。
  • 2008年3月22日は第80回選抜高校野球大会中継のため9時00分までの短縮版で放送された。この週で朝として最後の放送になった。
  • 2008年3月29日はBS春休みアニメ特選(『もも子、かえるの歌がきこえるよ。』)と『しぶやBSコレクション』放送のため休止した。

歴代おねえさん

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歴代ナビゲーター

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2007年2月3日放送分(収録1本目)は未出演。冒頭で「吉田さんはお休みです」とかかずが言ったのみで詳しい理由は説明されなかった。しかし、次の2本目の収録では伊藤健太郎とのゲストトーク以外では普通に出演していた。これは収録の日の吉田のスケジュールの都合で1本だけの出演になり、収録の前半だけ出演したということであった。

番組初期から続いたナビゲーター(おねえさん)の出演は2009年3月26日放送分をもって終了した。2009年4月5日放送分以降はアニメーションキャラクター「いわしくん」(声:水田わさび)と「LOW FATくん」が登場し、冒頭の放送ラインナップやミニコーナー、エンディングの進行を行った。

ゲスト

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番組では、新作アニメに出演している声優等がゲストトークとして出演する事があった(まれに旧作アニメのゲスト出演あり)。

1994~2002年度の週10(8)作品日替わり放送時代
  • 衛星アニメ劇場の枠内で放送された特番、及び新作枠の前後または番組終了まで出演。
2003~2007年度の土曜朝枠(3作品放送)時代
  • 基本的に2本目のアニメ(旧作枠)が終わったときに出演。
  • 2本録りで2週連続出演のパターンとなっていた(1週目は2・3本目のアニメ終了後、2週目は2本目終了後のみ出演)。
  • また、定期的にゲストトークの総集編(3人)もダイジェスト(25分)で放送する場合もあった。

太字の放送日は特番を意味する。

1995年
(『あずきちゃん』野山あずさ・小笠原勇之助・榊原ヨーコ・野山だいず・児玉翠・高柳ケン・西野かおる・坂口まこと・高橋朋美役)
12/29の放送形態は前半30分特番、後半28分一期最終39話放送
1998年
  • 3月24日・3月31日 野上ゆかな(現:ゆかな)・宮崎一成・佐久間レイ・小桜エツ子・津久井教生
(『あずきちゃん』野山あずさ・小笠原勇之助・榊原ヨーコ・野山だいず・坂口まこと役)
  • 6月30日 グミ(現:日向めぐみ)(『カードキャプターさくら』一期主題歌歌手)
  • 7月28日 丹下桜(同:木之本桜役)
  • 8月25日 丹下桜・久川綾(同:木之本桜・ケルベロス役)
  • 12月24日 宮崎一成・大谷育江(『カードキャプターさくら』山崎貴史役・『マドレーヌ』マドレーヌ役)
  • 12月29日 宮崎一成・松本美和(『カードキャプターさくら』山崎貴史・三原千春役)
2000年
  • 3月21日 岩男潤子(『カードキャプターさくら』大道寺知世役)
2001年
2002年
2005年
2006年
2007年
12月8日と15日放送分の司会はかかずゆみはりけ〜んず、ナレーターは佐藤朱みんなの広場ふれあいホールで録画)
2008年
ProjectBLUE 地球SOS』の後に行われたスペシャルインタビュー(『メジャー』のアフレコ現場にて)。
かかずが単独で前半では2008年1月5日から始まった『メジャー』第4シーズンの見所などを、後半では『彩雲国物語』の陸清雅について伺った。
2009年
  • 1月29日・2月12日 西村純二(『今日からマ王!』監督)
  • 3月12日・3月19日 田中芳樹(『タイタニア』原作),石黒昇(『タイタニア』監督)

放送された作品

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複数回放送されているものあるいは複数年度にまたがって放送されているものについては初放送の年度に含めた。また編成や制作の都合により全話放送されないまま打ち切りになった作品もある。

作品タイトルの太字は当衛星アニメ劇場が初放送の国内制作作品(新作)を意味する。太字の後の★は制作著作NHKとクレジットされている作品、☆はNHKまたは関連会社が制作にクレジットまたは製作委員会に参加している作品、太字で印がないものはNHK及び関連会社の関与が無い作品を示す。

2作品帯放送時代

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1990年度
1991年度 
1992年度
1993年度

週10(8)作品日替わり放送時代

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1994年度
1995年度
1996年度
1997年度
1998年度
1999年度
2000年度  
2001年度
2002年度 

土曜朝枠(3作品放送)

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2003年度  
2004年度  
2005年度
2006年度
2007年度

木曜深夜枠(2作品放送)

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2008年度

日曜深夜枠(2作品または3作品放送)

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2009年度
2010年度  

関連項目

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外部リンク

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NHK BS2 土曜18時台
前番組 番組名 次番組
衛星アニメ劇場
(1990年4月6日 - 1993年4月3日)
BS週末スペシャル
NHK BS2 金曜18時台
衛星アニメ劇場
(1990年4月5日 - 1998年4月3日)
フルーツサンデー
※18:00-18:33
健康こどもっち
※18:33 - 18:58
NHK BS2 金曜18時台
フルーツサンデー
※18:00-18:33
健康こどもっち
※18:33 - 18:58
衛星アニメ劇場
(1998年10月9日 - 1999年4月2日)
NHK BS2 月 - 木曜18時台
衛星アニメ劇場
(1990年4月2日 - 2003年4月3日)
NHK BS2 土曜8:05 - 9:30枠
京都上がる下がる
※08:05 - 08:30
今週の連続ドラマ
※08:30 - 09:30
衛星アニメ劇場
(2003年4月5日 - 2008年3月29日)
NHK BS2 木曜23時台枠
衛星アニメ劇場
(2008年4月3日 - 2009年3月26日)
ER緊急救命室 第13シーズン(再)
NHK BS2 日曜23:50 - 24:20枠
衛星アニメ劇場
(2009年4月5日 - 2010年3月21日)
NHK BS2 日曜23:00 - 23:50枠
衛星アニメ劇場
(2009年4月5日 - 2011年3月27日)
NHK BS2 閉局