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羽原大介

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
はばら だいすけ
羽原 大介
プロフィール
誕生日 (1964-11-27) 1964年11月27日(60歳)
出身地 日本の旗 日本鳥取県
主な作品
テレビドラママッサン
ちむどんどん
映画パッチギ!
フラガール
BLEACH 死神代行篇
アニメふたりはプリキュア
受賞
第29回日本アカデミー賞優秀脚本賞(『パッチギ!』)
第30回日本アカデミー賞最優秀脚本賞(『フラガール』)
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羽原 大介(はばら だいすけ、1964年11月27日 - )は、日本劇作家脚本家演出家

鳥取県出身、日本大学明誠高等学校日本大学芸術学部文芸学科卒業。劇団昭和芸能舎主宰。

来歴

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日本大学芸術学部ではよしもとばななと同期[1]。大学時代に見た舞台『ストリッパー物語』でつかこうへいに興味を持つ。大学を卒業し芸能プロダクションサンミュージックにてアイドルマネージャーをしていた所、先輩マネージャーの紹介でつかこうへいに会い、「おまえ何で大学まで出て、アイドルのパンティーストッキングたたむような仕事してるんだ」「会社やめて俺のところに来たらいいじゃないか」のつかの言葉に、翌日辞表を提出してつかに師事。つかこうへい事務所にてつかの運転手・付き人・裏方等を経験した後、3年後つかの紹介で映像制作会社に就職し、低予算ドラマの脚本を見よう見真似で書き始める[2][3]。29歳で退職。

1992年に脚本家としてデビュー[1]すると、幅広いジャンルの作品で執筆活動を行う傍らで、2001年には北島義明及川以造らと劇団新宿芸能社(現・昭和芸能舎)を旗揚げし、同劇団では演出も担当[3]。2006年には映画『パッチギ!』で日本アカデミー賞優秀脚本賞(共同脚本)を、翌2007年に映画『フラガール』で日本アカデミー賞最優秀脚本賞(共同脚本)を受賞するなど、現在は舞台に加えて映画・テレビドラマ・テレビアニメの脚本を手掛ける。2014年にはNHK連続テレビ小説マッサン』の脚本を担当する[4][5][6]

2008年1月開校の新宿村演技塾では講師を務める[7]

2022年4月、新たに演劇ユニット・羽原組を始動させることを発表[8]

作品

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舞台

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  • 心をこめて (1992) RUP
  • スキャンダル (1992) RUP
  • 花のお江戸の法界坊 (1992) RUP
  • 船橋純情愚連隊 (1993) RUP
  • すっぽんぽん! (2001) 新宿芸能社
  • 歌舞伎町フルモンティ (2002) 新宿芸能社
  • 二丁目行進曲 (2003) 新宿芸能社
  • ドカチン (2003) 新宿芸能社
  • 二丁目行進曲’04 (2004) 新宿芸能社
  • チェリーボーイズ (2004) 新宿芸能社
  • 横丁のデカプリオ (2005) 新宿芸能社
  • ちんどん (2006) 新宿芸能社
  • ドカチン〜下北沢死闘編〜 (2007) 新宿芸能社
  • 何日君再来 (2007) RUP
  • 歌の翼にキミを乗せ (2007) RUP
  • へそのはなし (2007) 新宿芸能社
  • 銀座通りのデカプリオ (2008) 新宿芸能社
  • フラガール (2008) 赤坂ACTシアター TBS
  • ラストゲーム 最後の早慶戦 (2008) D-BOYS STAGE
  • ラフカット2008 (2008) プラチナ・ペーパーズ
  • 歌の翼にキミを乗せ (2008) 新宿芸能社
  • シャリトーベルサイユ (2008) ブルーミンググループ
  • 鴉〜KARASU〜 (2009) D-BOYS STAGE
  • パッチギ!(2009)新国立劇場中劇場
  • ラストコーラス (2010) 新宿芸能社
  • テンペスト (2011) 赤坂ACTシアター
  • 祖国へ (2011) 昭和芸能舎
  • テニアン〜歌の翼にキミを乗せ2011〜 (2011) 昭和芸能舎
  • ツチノコまつり〜土野幸太郎一家の挑戦〜(2012) 昭和芸能舎
  • 七人のオカマ〜映画『EDEN』公開記念公演〜(2012) 昭和芸能舎

ほか多数

映画

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オリジナルビデオ

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  • 桃尻こねクション(1993年)
  • 傷だらけの蝙蝠(1993年)
  • ザ 首領(ドン)-火の玉伝説-(1993年)
  • 任侠株式会社-会社の作り方教えます-(1994年)
  • トラブルメーカー 奥様は女組長(1995年)
  • ばっくれ(1995年)
  • ウェディング・ドール 愛欲の洗脳(1995年)
  • スケバン女教師(1995年)
  • 野望の群れ(1996年)
  • 改造屋総長エイジ(1996年)
  • マル走改造自動車教習所(1996年)
  • 重役秘書 役員室での情事(1999年)
  • 捜査四課対広域暴力団(2000年)

テレビドラマ

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テレビアニメ

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ラジオ

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その他

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  • 鳥取県倉吉市観光PR動画 ふるさとムービー『ありがとう』(2024年) - 脚本・監督

受賞歴

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脚注

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注釈

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  1. ^ 子役の6歳女児を労働基準法に反し深夜まで拘束した「違法撮影」により、放送中止[10]
  2. ^ 主演の小出恵介の無期限活動休止により、放送中止[11]

出典

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  1. ^ a b “ばなな氏 マッサン脚本を絶賛!羽原氏とは日芸の同級生だった”. Sponichi Annex (スポーツニッポン). (2014年11月11日). https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2014/11/11/kiji/K20141111009266420.html 2015年12月1日閲覧。 
  2. ^ 守真弓 (2015年6月14日). “マッサンの脚本家、「ストリッパー物語」を語る”. 朝日新聞デジタル. http://digital.asahi.com/articles/ASH624TKLH62UCVL00S.html?rm=544 2015年12月1日閲覧。 
  3. ^ a b 新宿芸能社 羽原大介さん”. おけぴ管理人インタビュー. オケピ. 2015年12月1日閲覧。
  4. ^ 平成26年度後期朝ドラ「マッサン」制作のお知らせ - NHKブログ”. 2013年11月21日閲覧。
  5. ^ “来秋の朝ドラは初の外国人ヒロイン 『あまちゃん』以来のオーディション実施へ”. ORICON STYLE (オリコン). (2013年11月18日). https://www.oricon.co.jp/news/2030992/full/ 2015年12月2日閲覧。 
  6. ^ “来年度後期の朝ドラヒロインはスコットランド人!”. Smartザテレビジョン (KADOKAWA). (2013年11月18日). https://thetv.jp/news/detail/42544/ 2015年12月2日閲覧。 
  7. ^ 新宿村演技塾 短期集中実践講座”. アール・ユー・ピー. 2015年12月2日閲覧。
  8. ^ 羽原大介が新たな演劇ユニット・羽原組を立ち上げ”. ステージナタリー. ナターシャ (2022年4月27日). 2022年4月27日閲覧。
  9. ^ 福岡発地域ドラマ 見知らぬわが町 - NHK名作選(動画・静止画) NHKアーカイブス
  10. ^ “WOWOW 子役“違法撮影”「東京すみっこごはん」5月放送中止”. Sponichi Annex (スポーツニッポン新聞社). (2017年3月9日). https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2017/03/09/kiji/20170309s00041000137000c.html 2018年3月16日閲覧。 
  11. ^ 土曜ドラマ 番組変更のお知らせ”. NHKドラマ. 日本放送協会 (2017年6月8日). 2018年3月16日閲覧。
  12. ^ 筧利夫×広末涼子×広瀬すずら共演でつかこうへい作「ストリッパー物語」がラジオドラマに - 2018年5月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド”. www.theaterguide.co.jp. 2018年5月26日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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