百想芸術大賞
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百想芸術大賞 | |
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受賞対象 | 映画、テレビ番組、俳優、スタッフ |
開催日 | 2023年4月28日 | (第59回)
会場 | COEXモールDホール |
国 | 韓国 |
主催 | 中央日報 |
司会 | シン・ドンヨプ、ペ・スジ、パク・ボゴム(第59回) |
初回 | 1965年 |
最新受賞者 | イ・ジュニク(映画部門) ユ・ジェソク(TV部門) |
公式サイト | https://www.baeksangawards.co.kr/ |
テレビ/ラジオ放送 | |
放送局 | JTBC |
百想芸術大賞 | |
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各種表記 | |
ハングル: | 백상예술대상 |
漢字: | 百想藝術大賞 |
発音: | ペクサンイェスルデサン |
英語: | PaekSang Arts Awards |
百想芸術大賞(ペクサンげいじゅつたいしょう、朝鮮語: ペクサン イェスル デサン、ハングル: 백상예술대상)は、大韓民国の総合芸術賞。中央日報が主催する。韓国のゴールデングローブ賞と呼ばれることもある[1][2]。
1965年、韓国日報により映画および演劇を対象とする韓国演劇映画芸術大賞(한국 연극 영화 예술상)として創設され、1974年の第10回からテレビ番組も対象とするようになり、韓国演劇映画テレビ芸術大賞(한국 연극 영화 TV 예술상)と名称も変更された。1986年の第22回より韓国百想芸術大賞(한국 백상 예술 대상)と名称を変更したが、翌1987年の第23回からは現行の名称となった。名称の「百想」は、韓国日報の創立者である張基榮の雅号に由来する。
2002年、第38回より演劇部門が廃止され[3]、映画およびテレビ番組を対象とする賞となった。テレビ番組部門は開始以来地上波局(KBS、MBC、SBS)の作品のみが対象であったが、2013年度の第49回大会よりCS局や総合編成チャンネル局制作の作品も対象とすることとなった[4]。
レギュレーション
[編集]前年度春から12か月間の期間に、映画は韓国映像物等級委員会(영상물등급위원회)の審議を経たうえで公開された作品、テレビ番組は放送された作品を対象とする。連続ドラマの場合は5話以上放送されたものという条件がある[5]。
主催者は映画・テレビ番組の部門ごとに5名ずつ審査委員を選出・委嘱する。5名の中から審査委員長を1名ずつ選出し、うち1名は全体審査委員長を兼任する[5]。
授賞部門・人数
[編集]部門名や授賞人数は[6]に基づく。
部門名 | 映画 | テレビ番組 | 備考 |
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大賞 | 1 | 1 | |
作品賞 | 1 | 3 | TV部門はドラマ、芸能、教養各部門1作品ずつ |
監督賞 | 1 | 1 | |
最優秀演技賞 | 男1女1 | 男1女1 | |
主演男優賞 | 1 | - | |
主演女優賞 | 1 | - | |
新人演技賞 | 男1女1 | 男1女1 | |
芸能賞 | - | 男1女1 | |
脚本賞 | 1 | 1 | |
新人監督賞 | 1 | - | |
人気賞 | 男1女1 | 男1女1 | 一般からの投票で受賞者を決定する[7] |
功労賞 | ※ | ※該当者がある場合のみ |
映画主要部門受賞者
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演劇主要部門受賞者
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回 | 年 | 大賞 | 作品賞 | 監督賞 | 脚本賞 | 最優秀演技賞(男) | 最優秀演技賞(女) |
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1 | 1965年 | - | 泥棒たちの舞踏会 | キム・ジョンオク | ハ・ユサン | キム・ジンギュ | ペク・ソンヒ |
2 | 1966年 | 天使よ故郷を見よ | ホ・ギュ | 該当なし | イ・スンジェ キム・ドンフン |
該当なし | |
3 | 1967年 | - | 日がのぼる島 | ピョ・ジェスン | 該当なし | キム・ドンウォン | ナ・オクチュ |
4 | 1968年 | - | ヴァージニア・ウルフなんか こわくない |
イ・ジンスン (思春期) |
オ・ヨンジン (海女、陸にあがる) |
該当なし | ファン・ジョンスン (ヴァージニア・ウルフなんか こわくない) |
5 | 1969年 | サハリンスクの空と地 | イム・ヨンウン (換節期) |
イ・ジェヒョン (サハリンスクの空と地) |
チェ・ブラム (換節期) |
チョン・ソンニョ (薔薇の精) | |
6 | 1970年 | ゴドーを待ちながら | キム・ジョンオク (黒人売春婦の告白) |
キム・ジャリム (同居人) |
ハム・ヒョンジン (ゴドーを待ちながら) |
パク・チョンジャ (黒人売春婦の告白) | |
7 | 1971年 | 許生伝 | ユ・ドギョン (誕生パーティー) |
オ・ヨンジン (許生伝) |
チェ・ブラム (人造人間) |
カン・ヒョシル (フェドーラ) | |
8 | 1972年 | 悲しき酒場の唄 | イム・ヨンウン (花咲くチェリー) |
ノ・ギョンシク (月の家 タルチプ) |
キム・ソンオク (ヘンリー8世とその女たち) |
パク・ソリ (月の家 タルチプ) | |
9 | 1973年 | - | 捕虜たち | ラ・ヨンセ (孟進士宅慶事) |
イ・ジェヒョン (捕虜たち) |
チョン・ウン (キブツの処女) |
チョン・ヤンジャ (守銭奴) |
10 | 1974年 | 草墳 | ユ・ドギョン (草墳) |
ユン・デソン (奴婢文書) |
チャン・ミノ (聖雄 李舜臣) |
キム・グムジ (熱いトタン屋根の猫) | |
回 | 年 | 大賞 | 作品賞 | 監督賞 | 脚本賞 | 最優秀演技賞(男) | 最優秀演技賞(女) |
11 | 1975年 | 南漢山城 | アン・ミンス (胎) |
キム・ウィギョン (南漢山城) |
キム・ドンウォン (南漢山城) |
ソン・スク (活火山) | |
12 | 1976年 | 流浪劇団 | キム・サンニョル (流浪劇団) |
該当なし | チョン・ヒョン (ハンネの昇天) |
クォン・ソンドク (喊声) | |
13 | 1977年 | - | 昔々フォーイフォイ | ピョ・ジェスン (昔々フォーイフォイ) |
チェ・イヌン (昔々フォーイフォイ) |
イ・デロ (その日の夜は何の変化もなかった) イ・ホジェ (ペール・ギュント) |
ペク・スリョン (昔々フォーイフォイ) |
14 | 1978年 | - | ムルドリ洞 | イ・スンギュ (アベルだけの裁判) |
イ・ヨンホ (塩売り) |
チュ・ソンウン (赤いピーターの告白) キム・ギロ (天国のアン) |
チェ・ソンジャ (花咲くチェリー) |
15 | 1979年 | ムオシ ドェルゴ ハノ | キム・サンニョル (遠い遠いトンネル) |
チョン・ハヨン (マロニエの道) |
チャン・ミノ (北伐) |
ソン・スク (客舎) | |
16 | 1980年 | ユ・ドギョン (春が来ると山で野で) |
ジーザス・クライスト・ スーパースター |
ユ・ドギョン (春が来ると山で野で) |
オ・テソク (思秋期) |
チョン・ムソン (ドン・ジュアン) |
パク・チョンジャ (ペク・ヤンソンの欲望) |
17 | 1981年 | ピョ・ジェスン (ハムレット、フェドーラ) |
該当なし | ピョ・ジェスン (ハムレット、フェドーラ) |
キム・サンニョル (愚者と馬鹿者 君の末日だけ) |
イ・ホジェ (アイランド) |
カン・ヒョシル (フェドーラ) |
18 | 1982年 | 農土 | ホ・ギュ (世宗大王) |
該当なし | ソン・スンファン (エクウス) |
キム・ボッキ (農土) | |
19 | 1983年 | 神話1900 | キム・ドンフン (神話1900) |
ノ・ギョンシク (井邑詞) |
イ・スンホ (神話1900) |
ソン・スク (長靴をはいた猫) | |
20 | 1984年 | - | 神のアグネス | キム・ウオク (自転車) |
オ・テソク (自転車) |
パク・イナン (いい人) |
ユン・ソジョン、イ・ジョンヒ、ユン・ソグァ (神のアグネス) |
回 | 年 | 大賞 | 作品賞 | 監督賞 | 脚本賞 | 最優秀演技賞(男) | 最優秀演技賞(女) |
21 | 1985年 | - | たき火、朝露 | チョン・ジンス (植民地から来たアナキスト) |
ユン・ジョビョン (たき火、朝露) |
オ・ヒョンギョン (春の日、ドレッサー) |
ペク・ソンヒ (ファウスト) |
22 | 1986年 | - | ドン・キホーテ | イム・ヨンウン (屋根の上のバイオリン弾き) |
キム・ウィギョン (失われた歴史を求めて) |
チョン・ムソン (ゴドーを待ちながら) |
キム・ソンニョ (ドン・キホーテ) |
23 | 1987年 | - | チルスとマンス | イ・サンウ (チルスとマンス) |
ノ・ギョンシク (河の向こうのあなたの部屋で) |
チョン・ウン (朔日から晦日まで) |
パク・チョンジャ (危機の女) |
24 | 1988年 | - | 不可不可 | ソン・ジンチェク (守り神) |
イ・ヒョナ (不可不可) |
チュ・ホソン (酒) |
イ・ジュシル (イギリス人の恋人) |
25 | 1989年 | - | 呉将軍の足の爪 | ソン・ジンチェク (呉将軍の足の爪) |
パク・チョヨル (呉将軍の足の爪) |
イ・ホジェ (水族館) |
ユン・ソグァ (デュエット・フォー・ワン) |
26 | 1990年 | - | 七山里 | チョン・ジンス (七山里) |
チョン・ボックン (シルビミョン) |
チョ・ミョンナム (審判) |
パク・チョンジャ (おやすみ、母さん) |
27 | 1991年 | - | 英雄づくり | カン・ヨンゴル (それは、木魚の穴の底の 小さな闇でした) |
イ・マニ (それは、木魚の穴の底の 小さな闇でした) |
イ・ホジェ (ポンデギジョン) |
ユン・ソグァ (プシュケ、君の鏡) |
テレビ番組主要部門受賞者
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脚注
[編集]- ^ 百想芸術大賞 KEJ Press 2015年6月12日閲覧。
- ^ Introduction 「COLOR カラー」オフィシャルサイト 2016年2月5日閲覧。
- ^ 공연정보 제 46회 백상예술대상 韓国国立劇場公式サイト 2013.4.28 05:11 (UTC) 閲覧
- ^ 원호성 49회 백상예술대상 TV부문, 공중파 뿐 아니라 종편·케이블까지도 unionpress.co.kr 2013.4.13付記事
- ^ a b 심사대상 百想芸術大賞公式サイト 2013.08:39 (UTC) 閲覧
- ^ 대상 및 각 부문 상 百想芸術大賞公式サイト 2013.4.28 11:08 (UTC) 閲覧
- ^ 인기투표 참여하고 시상식 초대권 받자!! 百想芸術大賞公式サイト 2013.4.28 09:03 (UTC) 閲覧
- ^ 이만희 KMDb 2013.6.27 02:51 (UTC) 閲覧
- ^ 돛대도 아니달고 KMDb 2013.4.29 01:26 (UTC) 閲覧
- ^ 가슴에 돋는 칼로 슬픔을 자르고 KMDb 2013.4.28 11:04 (UTC) 閲覧