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武内英樹

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
たけうち ひでき
武内 英樹
生年月日 (1966-10-09) 1966年10月9日(58歳)
国籍 日本の旗 日本
民族 日本人
職業 演出家映画監督
ジャンル テレビドラマ映画
活動期間 1990年 - 現在
主な作品
ドラマ
神様、もう少しだけ
電車男
のだめカンタービレ
デート〜恋とはどんなものかしら〜
ルパンの娘
映画
のだめカンタービレ 最終楽章
テルマエ・ロマエ
テルマエ・ロマエⅡ』
今夜、ロマンス劇場で
翔んで埼玉
劇場版 ルパンの娘
受賞
日本アカデミー賞
最優秀監督賞
2020年翔んで埼玉[1]
その他の賞

ザ・テレビジョンドラマアカデミー賞
第18回監督賞(1998年)
『神様、もう少しだけ』
第22回監督賞(1999年)
彼女たちの時代
監督賞(2005年)
『電車男』
監督賞(2006年)
『のだめカンタービレ』
監督賞(2015年)
『デート~恋とはどんなものかしら~』


ギャラクシー賞
2014選奨
『デート~恋とはどんなものかしら~』

ウディネ・ファーイースト映画祭
マイ・ムービーズ賞(ネット/観客賞)
(2012年)
『テルマエ・ロマエ』
(2014年)
『テルマエ・ロマエII』
(2019年)
翔んで埼玉
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武内 英樹(たけうち ひでき、1966年10月9日 - )は、日本テレビドラマ演出家プロデューサー映画監督、CMディレクター。千葉県千葉市(現・千葉市美浜区)出身[2]早稲田大学社会科学部卒業。元フジテレビドラマ制作センター所属。

来歴・人物

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1966年横浜生まれ。千葉県千葉市で育つ[2]1990年4月フジテレビジョン入社。同期に長島一由など。河毛俊作永山耕三中江功等の下で演出補を数年間担当した。1996年、『みにくいアヒルの子』で初演出。以後、数多くのテレビドラマの演出を手掛ける。

神様、もう少しだけ』では主演の金城武の「全身から表現される演技を見せたい」(本人談)として引いた形の映像を多用、他にも深田恭子への熱心な演技指導なども評価され、第18回ザテレビジョン ドラマアカデミー賞で監督賞を受賞。

他にも同ドラマでは沖縄県慶良間諸島で撮影を行ったオープニング映像が評価を受け、タイトルバック賞を受賞。この他にも第22回では『彼女たちの時代』でリアリティーがあると言われた映像が評価され2度目の監督賞、第51回では『のだめカンタービレ』で、原作のファンも納得と言われた映像が支持を受け4度目の監督賞(「電車男」でも受賞)、そして同ドラマの最終回でベートーヴェン交響曲第7番を流した他、心情をクラシック音楽で表現したということが評価され「電車男」に続き2度目の『音楽賞』を受賞した。また世界のドラマの祭典ソウルドラマアワード2007において「のだめカンタービレ」で最優秀監督賞、最優秀音楽監督賞、最優秀作品賞を受賞。最優秀監督賞は日本人初。[3]

3本目の映画『テルマエ・ロマエ』で阿部寛が日本アカデミー賞、最優秀主演男優賞を受賞、第67回毎日映画コンクールTSUTAYA映画ファン賞を受賞、イタリアのウディネ・ファーイースト映画祭でマイ・ムービーズ賞(ネットによる観客賞)を受賞。また『テルマエロマエⅡ』『翔んで埼玉』でもマイ・ムービーズ賞を受賞し[4]、海外でも評価を受ける。また、『翔んで埼玉』では自身も日本アカデミー賞最優秀監督賞を受賞した[1]

2015年、月曜9時ドラマ『デート〜恋とはどんなものかしら〜』で摩訶不思議な恋愛不適合者の恋を描き、ギャラクシー賞2014選奨受賞 ザ・テレビジョンドラマアカデミー賞で監督賞、最優秀作品賞、主演女優賞、助演男優賞、脚本賞を受賞。監督賞は5回目になる。

2019年3月の時点で監督した映画の累計興行収入は220億円を超えている。

北海道テレビ放送テレビ朝日系列)の元アナウンサーで現在同局のテレビプロデューサーとして活動している戸島龍太郎は大学時代の親友である[5]

大学在学時、東京ディズニーランドでアルバイトをしており、アトラクション「ジャングルクルーズ」のスキッパー(船長)役を担当していた[6][7]

2022年、50歳以上を対象とした早期退職制度に応募していたことが分かった。[8] 2023年2月、俳優・政治家の森田健作がパーソナリティーを務めるラジオFM NACK5『森田健作 青春もぎたて、朝一番!』(5日、12日午前6時30分)と、ニッポン放送『森田健作 青春の勲章はくじけない心』(2月6日午後6時20分)の、2番組の収録に参加した。『翔んで埼玉Ⅱ』については、既に撮影を終えて現在は編集作業中という。21年夏に制作が発表されたものの、二階堂とダブル主演のGACKTが体調不良で撮影が昨秋まで延期。2023年内公開予定としおり、フジテレビは3月31日をもって退職。[9]

主な作品

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テレビドラマ

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演出

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プロデュース

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  • 神様、何するの(2002年)
  • はたち〜1982年に生まれて〜(2003年)
  • 電車男DELUXE 最後の聖戦(2006年)

演出補

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映画

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その他

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受賞歴

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脚注

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  1. ^ a b c 吉田唯 (2020年3月6日). “『翔んで埼玉』武内英樹、最優秀監督賞を初受賞!「獲っちゃいけない作品が」と自虐的な挨拶:第43回日本アカデミー賞”. シネマトゥデイ. 2020年3月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年3月6日閲覧。
  2. ^ a b 自虐ネタ、裏に郷土愛 「絵になる」自然魅力 映画「翔んで埼玉」監督の武内英樹さん(千葉市出身)”. 千葉日報(2019年4月28日作成). 2019年4月28日閲覧。
  3. ^ 『別冊ザテレビジョン 連ドラ10年史』。
  4. ^ 取材・文:編集部・中山雄一朗 (2019年5月5日). “『翔んで埼玉』海外でもウケた!イタリアの映画祭で受賞”. シネマトゥデイ. 株式会社シネマトゥデイ. 2019年5月8日閲覧。
  5. ^ tojima_p (2012年5月26日). “遅ればせながら「テルマエ・ロマエ」を観た…。”. 戸島龍太郎. Twitter. 2012年9月28日閲覧。
  6. ^ 泉 彩子、大久保幸夫. “Works 2014年8・9月号「一期一会」の心で可能性を広げ、演出家としてのキャリアを開花 武内英樹氏”. リクルートワークス研究所. リクルート. 2024年1月18日閲覧。
  7. ^ ゲスト出演したニッポン放送のラジオ番組『上柳昌彦・山瀬まみ ごごばん!フライデースペシャル』2014年4月25日放送回で、本人が発言。
  8. ^ フジテレビ電撃退社の明松功氏が“なぜ君”大島新監督に明かした“めちゃイケ”でブチ当たった厚い壁(文春オンライン)
  9. ^ 映画『翔んで埼玉』の監督、テレビを見ないで入ったフジテレビを退社していた「感謝しかないです」(ENCOUNT)

関連項目

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外部リンク

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