村松亮太郎
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村松 亮太郎(むらまつ りょうたろう、1971年5月5日 - )は、日本の俳優、映画監督、演出家、クリエイティブディレクター、アートディレクター、映像クリエイター、3Dプロジェクションマッピングを得意とするディレクター。株式会社ネイキッド(英語表記:NAKED Inc.)代表。大阪府堺市出身。血液型A型。
プロフィール
[編集]1988年、17歳の時、ショーン・ペンの「インディアン・ランナー」と出会い、その独自のスタンスに感銘を受ける。その後、役者としてCM / ドラマ等でキャリアを積みながら、1997年、“NAKED”を創設。TV、広告、MVなどジャンルを問わず活動を続ける。
2002年より脚本執筆など映画制作を開始し、2006年から2010年にかけて長編映画4作品を劇場公開。国際映画祭で50ノミネート、7つの賞を受賞する。
2011年から3Dプロジェクションマッピングをミュージックビデオ内で発表。2012年末に東京駅丸ノ内駅舎で開催された「TOKYO HIKARI VISION」の3Dプロジェクションマッピング総合演出[1]、2014年「新江ノ島水族館ナイトアクアリウム」企画・演出・制作[2] を手掛けたことでも有名。
出版物
[編集]- 『村松亮太郎のプロジェクションマッピング SCENES by NAKED』KADOKAWA、2015年3月21日。ISBN 978-4-04-731721-5
アート展
[編集]- 「Light & Nature ~Photography and the Art of Projection」(2014年12月10日 - 12月22日)
空間演出・イルミネーション演出
[編集]- 山下達郎「クリスマス・イブ」30周年×LA CITTADELLA スペシャルコラボ企画「NATALE2013」イルミネーション噴水マッピングショー演出(2013年)
- 星野リゾート リゾナーレ八ヶ岳「Gift-floating flow-」クリスマス3Dアートショー演出(2013年)
- デリ&レストラン「9STORIES」空間演出・プロデュース(2014年)
- 「ナイトアクアリウム(新江ノ島水族館)」企画/演出(2014年)
- 「[OMOHARA WHITE CHRISTMAS2014「Wishesー願いの泉ー」(東急プラザ 表参道原宿)]」イルミネーション・空間演出(2014年)
- 「川崎ラ・チッタデッラ NATALE CHRISTMAS 2014」イルミネーション・空間演出(2014年)
- 星野リゾート トマム「アイスビレッジ」演出(2014年)
- niko and...TOKYO 特集「PLAY MORE!」空間演出(2015年)
- スタービレッジ阿智「STAR VILLAGE CAFE by NAKED」空間演出(2015年)
- niko and...TOKYO 特集「夏休み何しよう?」内FIREWORKS&ハイパー射的演出(2015年)
3Dプロジェクションマッピング
[編集]- ROOKiEZ is PUNK'D「ZERO SATISFACTION」MUSIC VIDEO(2011年)
- ティーナ・カリーナ「あんた」MUSIC VIDEO(2012年)
- 東京ミチテラス2012「TOKYO HIKARI VISION」(2012年)
- フェアリーズ「光の果てに」MUSIC VIDEO(2013年)
- 大塚製薬「POCARI SWEAT EEFECT」映像演出(2013年)
- ティーナ・カリーナ「しもた」MUSIC VIDEO(2013年)
- 東京国立博物館 特別展「京都-洛中洛外図と障壁画の美」3Dプロジェクションマッピング演出(2013年)
- 山下達郎「クリスマス・イブ」30周年×LA CITTADELLA スペシャルコラボ企画「NATALE2013」イルミネーション噴水マッピングショー演出(2013年)
- 星野リゾート リゾナーレ八ヶ岳「Gift-floating flow-」クリスマス3Dアートショー演出(2013年)
- 「ハコビジョン」(発売元:バンダイ)映像監修(2014年)
- 杉並区立和泉小学校3Dプロジェクションマッピング映像監修(2014年)
- 「TOKYOガンダムプロジェクト2014 ガンダムプロジェクションマッピング“‐ Industrial Revolution”‐to the future‐」映像演出(2014年)
- auスマートパス presents進撃の巨人プロジェクションマッピング「ATTACK ON THE REAL」映像演出(2014年)
- 「新江ノ島水族館 ナイトアクアリウム」企画/演出(2014年)
- NEWレオマワールド「Magical Night」~楽しくて愉快な夏のホラーファンタジー~ 総合演出(2014年)
- あべのキューズモール「スノウアクアリウム」演出(2014年)
- 東京タワー「TOKYO TOWER CITY LIGHT FANTASIA」演出(2014年)
- 堺市博物館「SAKAI NIGHT MUSEUM」演出協力・制作(2015年)
- あべのハルカス「CITY LIGHT FANTASIA by NAKED」演出(2015年)
- 名古屋テレビ塔「CITY LIGHT FANTASIA by NAKED-万華鏡花火を星空に-」演出(2015年)
映画
[編集]- 「DAZE」(2002年)
- 「LIGHT MY FIRE」(2002年)
- 「ジブンナリ」(2003年)
- 「Sweet Optimism」(2003年)
- 「BLUE」(2004年)
- 「SKIN」(2006年)
- 「ANTI SEX」(2006年)
- 「LOVEHOTELS—ラヴホテルズ—」(2006年)
- 「HEY JAPANESE! Do you believe PEACE,LOVE and UNDERSTANDING? 2008 2008年、イマドキジャパニーズよ。愛と平和と理解を信じるかい?」(2008年)
- 「アリア」(2008年)
- 「ランブリングハート」(2010年)
- 山下達郎 「クリスマス・イブ」ショートフィルム(2013年)
ミュージックビデオ
[編集]- デーモン小暮閣下「太陽がいっぱい」
- ROOKiEZ is PUNK'D「コンプリケイション」
- ROOKiEZ is PUNK'D「Eggmate of the year」
- ROOKiEZ is PUNK'D「Song for...」
- ROOKiEZ is PUNK'D「IN MY WORLD」
- 藍井エイル「MEMORIA」
- ブライアン新世界「LOW-HIGH BOOTS」
- DEEP「Callin you-memory ver.-」
- DEEP「Callin you-feel ver.-」
- シジマサウンズ「新生活」
- ROOKiEZ is PUNK’D「ZERO SATISFACTION」
- 小柳ゆき「MacArthur Park」
- ROOKiEZ is PUNK'D「Feeling this」
- DEEP「GO」
- ティーナ・カリーナ「あんた」
- 吉田山田「メリーゴーランド」
- CHEESE CAKE 「哀しみのブランコ」
- ダイアモンドユカイ「蒼き狼達のバラッド」
- Mスリー「夢見るダンシングドール」
- ティーナ・カリーナ「あかん」
- フェアリーズ「光の果てに」
- DEEP「I Promise You」
- GAKU-MC「希望のアカリ」
テレビ
[編集]- NTV「金田一少年の事件簿」 劇中CG
- NTV「火曜サスペンス劇場」 オープニングタイトル / アバン
- NTV「ラビリンス」オープニングタイトル
- NTV「バーチャルガール」オープニングタイトル
- NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」オープニングタイトル(2014年)
出演
[編集]- ONE hour Sense〜1Hセンス「富士山の麓」(2013年4月28日、フジテレビ系)[3]
- PON!(2013年8月2日、日本テレビ系)
- 心ゆさぶれ!先輩ROCK YOU(2013年10月5日、日本テレビ系)
- PON!(2013年10月15日、日本テレビ系)
- NEWS ZERO(2013年10月22日、日本テレビ系)
- ひるまえほっと(2013年11月11日、NHK総合)
- スッキリ!!(2013年11月25日、日本テレビ系)
- WBSワールドビジネスサテライト(2013年12月13日、テレビ東京系)
- Oha!4 NEWS LIVE(2013年12月23日、日本テレビ系)
- 哲人の告白(2014年1月13日、メーテレ)
- ZIP!(2014年4月11日、日本テレビ系)
- Colors〜自分ヲ彩る色〜(2014年4月27日、BS朝日)
- 夏目と右腕(2014年5月17日、テレビ朝日系)
- 王様のブランチ(2014年7月19日、TBS系)
- スッキリ!!(2014年7月22日、日本テレビ系)
- PON!(2014年7月21日、日本テレビ系)
- バンクルワセ(2014年10月6日、CX系)
- スッキリ!!(2014年11月14日、日本テレビ系)
- THE MANZAI2014(2014年12月14日、CX系) - オープニング演出での生コメント出演
役者出演
[編集]映画祭ノミネート / 受賞歴
[編集]「DAZE」(2002)
[編集]- 2005 コレドショートフィルムフェスティバルノミネート
- 2006 トロント日本短編映画祭招待作品
「LIGHT MY FIRE」(2002)
[編集]- 2003 水戸短編映像祭正式上映
- 2003 resfest2003正式上映
- 2004 ドレスデン国際映画祭正式上映
- 2004 ボストン国際映画祭ノミネート
- 2004 FESTIVAL OF NATIONS ノミネート
- 2004 ウッドストック国際映画祭ノミネート
- 2004 トロント日本短編映画祭2004ノミネート
- 2004 アンカレッジ国際映画祭ノミネート
- 2005 エゾノフィルムフェストベルリン2005ノミネート
- 2005 プレアデス短編映画祭コンペティション部門正式招待
「ジブンナリ」(2003)
[編集]- 2004 LA国際短編映画祭ノミネート
- 2005 ドーソンシティ国際映画祭ノミネート
「Sweet Optimism」 (2003)
[編集]- 2004 釜山アジア短編映画祭ノミネート
- 2004 ショートショートフィルムフェスティバルノミネート
- 2004 L.A国際短編映画祭ノミネート
- 2004 ハワイ国際映画祭ノミネート
- 2005 クレルモンフェラン短編映画祭ノミネート
- 2005 ローマインディペンデント映画祭ノミネート
- 2005 ドレスデン国際短編映画祭正式招待作品
- 2005 サンジオビデオフェスティバルノミネート
- 2005 トロントジャパニーズフィルムフェスティバル2005特別招待作品
- 2005 シエナ国際短編映画祭ノミネート
「BLUE」(2004)
[編集]- 2005 ドレスデン国際短編映画祭ノミネート
- 2005 釜山アジア短編映画祭ノミネート
- 2005 シネマパラダイス映画祭ノミネート
- 2005 オーバーグ国際映画祭ノミネート
- 2005 バルセロナ国際短編映画祭ノミネート
- 2005 イズメイリアドキュメンタリー&ショートフィルムフェスティバルノミネート
- 2005 コーク映画祭ノミネート
- 2005 アシアナ国際短編映画祭ノミネート
- 2005 レゲンバーグ短編週間ノミネート
- 2005 サンフランシスコ国際アジアアメリカ映画祭ノミネート
- 2006 サンディエゴアジア国際映画祭招待作品
「ANTI SEX」(2006)
[編集]- 2007 トロント日本短編映画祭観客賞受賞
- 2007 釜山アジア短編映画祭ノミネート
「LOVEHOTELS-ラヴホテルズ-」(2006)
[編集]- 2008 ニッポンコネクションノミネート
- 2008 KINOTAYO映画祭ノミネート
「ヘイジャパ!」(2008)
[編集]- 2008 KINOTAYO映画祭観客賞受賞
「アリア」(2008)
[編集]- 2008 サンパウロ国際映画祭ノミネート
出典
[編集]- ^ 村松亮太郎×真鍋大度対談 映像をスクリーンから解放したもの CINRA.NET(2013/01/29)
- ^ 「ナイトアクアリウム」を手がけるNAKED村松氏「これは恋愛みたいなものです」 ギズモード・ジャパン(2014/08/07)
- ^ “1Hセンス”. フジテレビ. 2017年1月13日閲覧。
外部リンク
[編集]- 株式会社ネイキッド/村松亮太郎
- 村松亮太郎FB
- 村松亮太郎オフィシャルブログ - Powered by LINE - ウェイバックマシン(2015年10月1日アーカイブ分)