御調町
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みつぎちょう 御調町 | |||||
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廃止日 | 2005年3月28日 | ||||
廃止理由 |
編入合併 御調郡御調町・向島町 → 尾道市 | ||||
現在の自治体 | 尾道市 | ||||
廃止時点のデータ | |||||
国 | 日本 | ||||
地方 | 中国地方(山陽地方) | ||||
都道府県 | 広島県 | ||||
郡 | 御調郡 | ||||
市町村コード | 34441-9 | ||||
面積 | 82.98 km2 | ||||
総人口 |
8,123人 (2004年3月31日) | ||||
隣接自治体 | 尾道市、福山市、府中市、三原市、世羅郡世羅町 | ||||
町の木 | キンモクセイ | ||||
町の花 | サツキ | ||||
御調町役場 | |||||
所在地 |
広島県御調郡御調町大字市 | ||||
座標 | 北緯34度30分38.8秒 東経133度8分44.0秒 / 北緯34.510778度 東経133.145556度 | ||||
ウィキプロジェクト |
2005年(平成17年)3月28日、御調郡向島町とともに尾道市に編入された。
沿革
[編集]- 1955年2月1日 - 御調郡市村・今津野村・奥村・上川辺村・河内村・菅野村および諸田村の一部(大山田・下山田・千堂)が新設合併して御調町が発足する。
- 1956年9月30日 - 御調町三郎丸の一部を府中市に編入。
- 2005年3月28日 - 尾道市に編入。同日御調町廃止。
歴代町長
[編集]- 初代 奥卯三郎(昭和30年3月 - 昭和31年4月)
- 2代 前田一郎(昭和31年5月 - 昭和33年1月)
- 3代 小川隆(昭和33年2月 - 昭和41年1月)
- 4代 高山光太郎(昭和41年1月 - 昭和57年1月)
- 5代 金野好男(昭和57年1月 - 平成6年1月)
- 6代 若林茂生(平成6年1月 - 平成17年3月)
主要施設
[編集]- 公立みつぎ総合病院
- 御調ダム
- 保健福祉総合施設
- 保健福祉センター
- 道の駅クロスロードみつぎ
- みつぎ子ども図書館すくすく
文化財
[編集]以下は合併前のもの記載。
重要文化財(国指定)
- 木造仏涅槃像(照源寺、昭和24年2月18日指定)
広島県指定重要文化財
- 木造地蔵菩薩坐像(円光寺、昭和50年9月19日指定)
- 木造持国天立像 (北之坊、昭和50年9月19日指定)
- 特殊器台形土器(貝ヶ原遺跡出土、昭和62年12月21日指定)
御調町指定重要文化財 - 計21件(細目略)
広島県指定重要無形民俗文化財
- みあがりおどり(昭和41年4月28日指定・町内全域で踊られている)
- 御調神楽(昭和46年12月23日指定・主に旧上川辺地域で演じられる)
広島県指定天然記念物
- 植物・ムクノキ(昭和59年1月23日指定)
- 植物・ナナミノキ(昭和59年1月23日指定)
御調町指定天然記念物 - 計7件
歴史
[編集]渋川氏の本拠地として栄えた。渋川氏は、その後、肥前その他の九州の国々の守護にも任命され、さらには九州探題職にも任命されるなど、大繁栄する。
江戸時代、石見銀山の銀を尾道まで運ぶ道幅7尺の銀山街道が通っていた[1]。
河川
[編集]- 御調川 : 芦田川支流。
主な山
[編集]- 山田山 : 標高531.0メートル
- 高平山 : 標高482.5メートル
- 三角山 : 標高447.9メートル
- 蔵座山 : 標高439.7メートル
- 荒川山 : 標高425.3メートル
名所・旧跡
[編集]- 道の駅クロスロードみつぎ : 御調町立こども図書館やバスターミナルを併設した道の駅。
- 圓鍔記念館・圓鍔記念公園 : 御調町出身の彫刻家・圓鍔勝三の作品を展示している。
- 御調ダム(北緯34度30分01.0秒 東経133度04分33.3秒 / 北緯34.500278度 東経133.075917度)
- みつぎグリーンランド
- 広島県立ふれあいの里青年の家 : 2006年3月11日尾道ふれあいの里として新装開業。
- 御調ソフトボール球場
- 御調グラウンド・ゴルフ場
イベント
[編集]毎年、いろいろなイベントが、開催されている。
その中でも、御調町夏まつり(2014年で廃止)、盆踊り大会、魚のつかみどり大会(みつぎグリーンランド)など行われる。
大字(2005年3月27日当時のデータ)
[編集]- 綾目(あやめ)
- 市(いち)
- 今田(いまだ)
- 岩根(いわね)
- 植野(うえの)
- 江田(えた)
- 大田(おおだ)
- 大原(おおばら)
- 大町(おおまち)
- 大山田(おおやまだ)
- 貝ヶ原(かいがはら)
- 釜窪(かまくぼ)
- 神(かみ)
- 国守(くにもり)
- 公文(くもん)
- 三郎丸(さぶろうまる)
- 下山田(しもやまだ)
- 菅(すげ)
- 千堂(せんどう)
- 大蔵(だいぞう)
- 大塔(だいとう)
- 高尾(たかお)
- 津蟹(つがに)
- 徳永(とくなが)
- 中原(なかばら)
- 仁野(にの)
- 野間(のま)…尾道市編入後山岡地区(郵便番号722-0355)が分離し、この地区の大字は野間・山岡に分割される。
- 白太(はかた)
- 花尻(はなじり)
- 平(ひら)
- 平木(ひらぎ)
- 福井(ふくい)
- 本(ほん)
- 丸河南(まるかなん)
- 丸門田(まるもんでん)
交通
[編集]鉄道
[編集]町内を通る鉄道は存在しない。鉄道を利用する際の最寄り駅はJR西日本山陽新幹線新尾道駅や福塩線下川辺駅。
かつては尾道鉄道が通っており、諸原駅や市駅が町内に存在したが、1957年(昭和32年)2月1日に町内の区間は廃止された。
バス
[編集]- 高速バス
- 路線バス
道路
[編集]- 高速道路
山陽自動車道が町域の南端を全区間大羽谷トンネル(全長1,530m)通過している。
- 国道
- 一般県道
教育
[編集]小学校
[編集]- 御調町立上川辺小学校
- 御調町立御調中央小学校
- 御調町立御調西小学校
中学校
[編集]高等学校
[編集]脚注
[編集]- ^ “発掘 尾道遺産 御調の歴史と遺跡” (PDF). 尾道市. p. 6. 2018年1月17日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 広島県御調郡御調町 (34441A1968) | 歴史的行政区域データセットβ版 - Geoshapeリポジトリ
- 尾道市HP
- 御調町ホームページ(2005/03/01アーカイブ) - 国立国会図書館Web Archiving Project