九州産業大学造形短期大学部
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九州産業大学造形短期大学部[注 1] | |
---|---|
大学設置 | 1968年 |
創立 | 1965年 |
学校種別 | 私立 |
設置者 | 学校法人中村産業学園 |
本部所在地 | 福岡県福岡市東区松香台2-3-1 |
学部 | 造形芸術学科 |
ウェブサイト | https://www.zokei.kyusan-u.ac.jp/ |
九州産業大学造形短期大学部[注 1](きゅうしゅうさんぎょうだいがくぞうけいたんきだいがくぶ、英語: Kyushu Sangyo University, Zokei Junior College of Art and Design[1])は、福岡県福岡市東区松香台2-3-1に本部を置く日本の私立大学。1965年創立、1968年大学設置。大学の略称は造形短大または造短(ぞうたん)。
概観
[編集]大学全体
[編集]- 福岡県福岡市東区に所在する日本の私立短期大学で、設置主体は学校法人中村産業学園[1]。
- 1968年に九州造形短期大学として開学。九州産業大学の併設校であり、敷地は2016年3月に九州産業大学芸術学部と同じ芸術エリアに移転をした。学長は黒岩恭介。2007年4月より美術科、デザイン科、写真科の3学科を廃し、造形芸術学科の1科13専攻の新しいカリキュラムがスタート。2016年4月には1学科3領域10系列の新しいカリキュラムがスタートした。2017年4月より名称変更を行い、九州産業大学造形短期大学部として新たなスタートを切った。
建学の精神(校訓・理念・学是)
[編集]- 九州産業大学造形短期大学部における建学の精神は「産学一如」となっている。
- 以下の教育理念がある。
- 造形芸術への意欲
- 自由な精神
- 確かな技術
- 自主性のある人間づくり
- 創造的可能性
- 広い視野
教育および研究
[編集]- 九州産業大学造形短期大学部は造形芸術学科のみの単科短大となっているが、ビジュアルデザイン領域、アーツ領域、生活デザイン領域をベースに10系列からなる。
学風および特色
[編集]- 九州産業大学造形短期大学部は2006年度、2013年度、財団法人短期大学基準協会における第三者評価の結果、「適格」認定を受けている。
- 九州で唯一の私立美術系短大で男女共学である。
- これまで、さいとうたかを・U.G.サトー・佐木隆三らによる講演会が行われた。
- 九州産業大学造形短期大学部生は食堂や図書館、無線LANなど九州産業大学の施設も使うことが出来る。
- サークルは2016年4月現在では軽音楽部、アニメーション同好会、マンガ研究会、美術愛好会、色部などが存在している。また、短期大学生が九州産業大学のサークルに入部している例もある。
沿革
[編集]- 1965年
- 1968年
- 1969年
- 教職課程を置く。
- 1970年
- 1976年
- 1977年 学生数[16]/定員
- 1980年
- 1985年
- 1986年
- 1987年
- 1990年
- 教職課程の再認定を受ける。
- 1991年
- 1991年
- 1992年
- 1999年
- 2002年
- 2006年
- 2007年
- 2016年
- 2017年
基礎データ
[編集]所在地
[編集]- 福岡県福岡市東区松香台2丁目3-1
象徴
[編集]- 九州産業大学造形短期大学部のカレッジマークは「Zokei」の「Z」をデザイン化したものとなっている。ほか右記資料も参照のこと[注 38]。
組織
[編集]学科
[編集]- 造形芸術学科(2024年度入学生より)
◾️芸術表現領域
▶︎絵画系
▶︎立体造形系
▶︎写真系
◾️ビジュアルデザイン領域
▶︎グラフィックデザイン系
▶︎アニメーション・映像系
▶︎イラストレーション系
◾️生活環境デザイン領域
▶︎インテリアデザイン系
▶︎プロダクトデザイン系
▶︎陶芸系
▶︎ファッションデザイン系
- 造形芸術学科(2021年度入学生より)
- グラフィックデザイン系
- マンガ・イラスト・フィギュア系
- ゲーム・メディアデザイン系
- アニメーション・映像系
- インテリア・プロダクト系
- 陶芸系
- ファッション・テキスタイル系
- デザイン書道系
- 写真系
- 絵画・立体造形系
- 造形芸術学科(2016年度入学生〜2020年度入学生)
- グラフィックデザイン系
- マンガ・イラスト・フィギュア系
- ゲーム・メディアデザイン系
- アニメーション・映像系
- インテリア・プロダクト・雑貨系
- 陶芸系
- ファッション・テキスタイル系
- アート書道系
- 写真系
- 絵画・立体造形系
- 造形芸術学科(2007年度入学生〜2015年度入学生)
- ファインアート立体専攻
- ファインアート平面専攻
- 染織専攻
- ファッションデザイン専攻
- 陶芸専攻
- 金工アクセサリー専攻
- マンガ専攻
- グラフィックデザイン・イラスト専攻
- メディアデザイン専攻
- 映像・アニメーション専攻
- スペース・インテリアデザイン専攻
- プロダクトデザイン専攻
- 写真専攻
過去の学科体制
[編集]専攻科
[編集]- なし
別科
[編集]- なし
取得資格について
[編集]- かつては短期大学にも中学校教諭二種免許状(美術)の教職課程が旧・美術科およびデザイン科に設置されていた[注 39]。現在は、九州産業大学との単位互換制度を利用することが必要となっている。詳細は、問合せされたい。
研究
[編集]学生生活
[編集]学園祭
[編集]大学関係者と組織
[編集]大学関係者組織
[編集]- 九州産業大学造形短期大学部奨学生制度がある。
大学関係者一覧
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著名な出身者
[編集]施設
[編集]キャンパス
[編集]- 交通アクセス
- 学園内の16号館、15号館を主に利用し、陶芸や染色、織り、木工、彫刻、写真、映像の作品制作をするための工房棟がある。15.16号館は九州産業大学芸術学部と共同で利用している。
- 設備:総合情報センター・図書館・美術館・キャリア支援センター・学生食堂など九州産業大学と共同使用している。
- 九州産業大学美術館が隣接しており、学生は無料で観覧することができる。
寮
[編集]- 大学から徒歩5分のところに九州産業大学と共用の女子寮「立花寮」がある。個室80室、内短大の割り当て分20室。そのほかに下宿やアパートの斡旋も行っている。
対外関係
[編集]系列校
[編集]- 九州産業大学
- 九州産業大学付属九州産業高等学校
- 九州産業大学附属九州高等学校
- 九州英数学舘(予備校)
- 福岡美術研究所(美術系予備校)
- 国際言語学院(留学生の準備教育)
社会との関わり
[編集]- 地域に密着したアート活動を行っている。福岡市や企業からの製作依頼がありイベントのボランティア活動にも力をいれている。
卒業後の進路について
[編集]編入学・進学実績
[編集]- 併設校の九州産業大学ほか佐賀大学・武蔵野美術大学・女子美術大学・京都精華大学・大阪芸術大学・大阪成蹊大学・近畿大学などがある。なお、九州産業大学へは芸術学部以外に商学部(Ⅰ部)・国際文化学部などへの編入学も可能である。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]注釈
[編集]注釈グループ
[編集]- ^ a b c 右記資料も参照のこと[8]。
- ^ a b うち男15
- ^ a b 2009年5月22日をもって正式に廃止となる[32]。
- ^ a b c 最終募集となった2006年における体制[38]。
補足
[編集]- ^ 九州造形短期大学含む
- ^ 現在の文部科学省。
- ^ 出典[3][4][5]
- ^ 出典[6][7]。
- ^ うち男5
- ^ うち男19
- ^ うち女4
- ^ うち男16
- ^ うち男48
- ^ うち女22
- ^ 出典[11]。昨年度の資料[12]及び本年度のそれ[13]も其々参照のこと。
- ^ うち男19
- ^ うち男75
- ^ うち女26
- ^ うち男81
- ^ うち女18
- ^ うち男8
- ^ うち男74
- ^ うち女13
- ^ うち男6
- ^ うち男71
- ^ うち女19
- ^ うち男11
- ^ うち男81
- ^ うち女29
- ^ 出典[21][22]。昨年度の資料[23]及び本年度のそれ[24]も其々参照のこと。
- ^ うち男20
- ^ うち男69
- ^ うち男22
- ^ 出典[26]。うち1回生 378[27]
- ^ うち男18
- ^ うち男92
- ^ うち男17
- ^ うち男13
- ^ うち男117
- ^ 平成19年度より学生募集停止[30]。
- ^ 2008年5月23日をもって正式に廃止となる[31]。
- ^ 出典[36][37]。
- ^ 出典[39][40][41][42]。
出典
[編集]- ^ a b 文部科学省高等教育局大学振興課'2023.
- ^ 中村産業学園十五年史より。
- ^ 日本大学大鑑 1977年版より。
- ^ 短期大学一覧 昭和44年度 (短期大学資料)より。
- ^ 学校法人名簿 平成1年版より。
- ^ 文部省学術局'1968.
- ^ 大学資料 (27)より。
- ^ 短期大学教育 (24)より。
- ^ 文部省'68, p. 46.
- ^ 文部省'70, p. 47.
- ^ 文部省大学局技術教育課'1976.
- ^ 短期大学教育 (33)より。
- ^ 短期大学教育 (34)より。
- ^ 文部省大学局技術教育課'1977.
- ^ 文部省'76, p. 54.
- ^ 文部省'77, p. 53.
- ^ 九州造形短期大学の位置変更についてより。
- ^ 文部省'85, p. 70.
- ^ 文部省'86, p. 70.
- ^ 文部省'87, p. 72.
- ^ 文教協会'1991.
- ^ 文部省高等教育局'1991.
- ^ 短期大学教育 (47)より。
- ^ 短期大学教育 (48)より。
- ^ 文部省'91, p. 82.
- ^ 文部省'92, p. 83.
- ^ 旺文社'1992.9, p. 428.
- ^ 文部省'99, p. 84.
- ^ 文教協会'2002.
- ^ a b 文教協会'2007.
- ^ 文教協会'2009.
- ^ 文教協会'2010.
- ^ 文教協会'2016.
- ^ 地域科学研究会'2017.
- ^ 九州産業大学造形短期大学部
- ^ 日本私立短期大学協会短期大学広報委員会'1980, p. 374.
- ^ 日本私立短期大学協会'2010.10, p. 343.
- ^ 文教協会'2006.
- ^ 九州造形短期大学'1976.
- ^ 晶文社'1999.
- ^ 第一法規出版'1984.9.
- ^ 梧桐書院'2000.4.
- ^ 九州造形短期大学紀要より。
- ^ 九州産業大学造形短期大学部紀要より。
参考文献
[編集]教員養成機関
[編集]- 全国高等学校長協会/編『教員養成課程認定大学短期大学等総覧』第一法規出版 。
全国学校総覧
[編集]- 文部省調査局統計課『全国学校総覧 昭和44年版』東京教育研究所 。
- 文部省『全国学校総覧 昭和46年版』東京教育研究所 。
- 文部省『全国学校総覧 昭和52年版』原書房 。
- 文部省『全国学校総覧 昭和53年版』東京教育研究所 。
- 文部省『全国学校総覧 昭和61年版』原書房 。
- 文部省『全国学校総覧 昭和62年版』原書房 。
- 文部省『全国学校総覧 昭和63年版』原書房 。
- 文部省『全国学校総覧 1992年版』原書房 。
- 文部省『全国学校総覧 1993年版』原書房 。
- 文部省『全国学校総覧 2000年版』原書房 。
全国短期大学高等専門学校一覧
[編集]- 文部省『短期大学一覧 昭和43年度』文部省大学学術局技術教育課 。
- 文部省『短期大学一覧 昭和51年度 (短期大学資料)』文部省大学局技術教育課 。
- 文部省『短期大学一覧 昭和52年度 (短期大学資料)』文部省大学局技術教育課 。 {
- 文部省『全国短期大学・高等専門学校一覧 平成3年度』文教協会 。
- 短大・高専教育研究会監修『全国短期大学・高等専門学校一覧 平成14年度』文教協会 。
- 文部科学省『全国短期大学・高等専門学校一覧 平成18年』文教協会 。
- 文部科学省『全国短期大学高等専門学校一覧 平成19年度』文教協会 。
- 文部科学省『全国短期大学高等専門学校一覧 平成21年度』文教協会 。
- 文部科学省『全国短期大学高等専門学校一覧 平成22年度』文教協会 。
- 文部科学省『全国短期大学高等専門学校一覧 平成28年度』文教協会 。
全国短期大学一覧
[編集]- 文部省 高等教育局専門教育課『全国短期大学一覧 平成3年度』文部省高等教育局 。
- 文部科学省『全国短期大学一覧 平成29年度』地域科学研究会 高等教育情報センター 。
- 文部科学省『全国短期大学一覧 令和5年度』文部科学省高等教育局大学振興課 。
日本の私立短期大学
[編集]- 日本私立短期大学協会短期大学広報委員会『日本の私立短期大学』日本私立短期大学協会短期大学広報委員会 。
- 短期大学広報委員会, 日本私立短期大学協会記念誌編纂委員会/編『日本の私立短期大学 平成22年』日本私立短期大学協会短期大学広報委員会 。
短期大学受験案内(晶文社)
[編集]- 晶文社出版編集部 編『全国短期大学受験案内 2000年度用』晶文社出版 。
短期大学案内(梧桐書院)
[編集]- 梧桐書院編集部『全国短期大学案内. 2001年版』梧桐書院 。
蛍雪時代
[編集]短期大学入学案内冊子
[編集]- 九州造形短期大学『九州造形短期大学』九州造形短期大学 。
座標: 北緯33度40分9.6秒 東経130度26分49.7秒 / 北緯33.669333度 東経130.447139度