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ロールス・ロイス テイ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
テイ
ロールス・ロイス テイ
要目一覧 (テイ 620-15)
形式 2軸式ターボファン (バイパス比3.04)
製造国 イギリスの旗 イギリス
製造会社 ロールス・ロイス
最初の運転 1984年
主な搭載機 ガルフストリーム IV
フォッカー 70
フォッカー 100
全長 94.7 in (2405.4 mm)
ファンの直径 44 in (1117.6 mm)
重量 3,310 lb (1501.4 kg)
圧縮機 ファンと低圧3段と高圧12段
タービン 高圧2段, 低圧3段
タービン入り口温度 735℃(最大定格)
推力 13,850 lbf (62.82 kN)
推力/重量比 4.2

RB.183 テイ英語RB.183 Tay )はロールス・ロイススペイを元に小型化したRB211エンジンの低圧圧縮機を組み込んでできたターボファンエンジンでバイパス比は3.1:1またはそれ以上である。エンジンは1984年に8月に最初の運転を行った[1] 。名称はウェランド開発時の故事にならいテイ川に由来する。

テイシリーズはガルフストリーム IV, フォッカー 70フォッカー 100、更に後期型のエンジンを換装したボーイング727-100に等の旅客機や大型のビジネスジェットに搭載された。

派生型

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テイ 611-8

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元々は610-8として設計されたが、現在では611-8が標準として販売されている。最新の形式は高圧ノズルボックスが改良された611-8Cで鋳造の第一高圧タービンブレードと650-15からの大型のファンとバイパスダクトとFADECを装着する。

全てのテイは22枚のチタン製のファンブレード、3段の中圧圧縮機(ファンと同軸)、12段の高圧圧縮機、2段の高圧タービン、3段の低圧タービンを備える。

テイ 620-15

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620-15は本質的には611-8と同様で650-15と外観が似ている。

テイ 650-15

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  • 推力:15,100 lbf (67 kN)
  • 搭載機:原型はBAC 1-11の換装用に設計された。 (650-14,は2基のみ製造、両方とも650-15に標準化改造), 650-15は1989年からフォッカー 100で運用開始。

テイ 651-54

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651-54は内部が本質的に650-15である。燃料流量を調整することで推力を増やしている。

出典

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記述

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  1. ^ Gunston 1989, p.153.
  2. ^ Rolls-Royce data sheet
  3. ^ FAA Type Certificate Data Sheet

履歴

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外部リンク

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