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ユングフラウ賞

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ユングフラウ賞
開催国 日本の旗 日本
主催者 埼玉県浦和競馬組合
競馬場 浦和競馬場
第1回施行日 2009年2月11日
2025年の情報
距離 ダート1400m
格付け SII
賞金 1着賞金1400万円
出走条件 サラブレッド系3歳牝馬、南関東所属
負担重量 別定(本文に記載
出典 [1]
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ユングフラウ賞(ユングフラウしょう)は、埼玉県浦和競馬組合浦和競馬場ダート1400mで施行する地方競馬南関東公営競馬)の重賞競走である。

競走名の『ユングフラウ』とは、スイスアルプス山脈にある山の名称で、ドイツ語で「若い娘」という意味がある。

副賞は埼玉県浦和競馬組合管理者賞、(一社」)埼玉県馬主会会長賞、日刊スポーツ賞、また生産牧場賞がある(2024年)[2]

概要

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桜花賞(浦和競馬場で行われる競走で、中央競馬桜花賞とは異なる)のトライアル競走として行われており、この競走の上位3頭に桜花賞への優先出走権が与えられる[1]。1989年までは桃の花特別として開催。1990年から準重賞競走に格上げされ現在の名称に変更。2009年(2008年度)から重賞競走(南関東SIII)に、さらに2012年(2011年度)からはSIIに格上げされた。また同年から桃花賞の1着馬と2着馬に、本競走への優先出走権が与えられている。

浦和競馬場での準重賞競走は、以前はこのユングフラウ賞と7月に行われるプラチナカップの2競走のみであった[注 1]。なお、プラチナカップも2018年(平成30年度)に重賞に格上げされている。

条件・賞金等(2024年)

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出走条件
サラブレッド系3歳牝馬、南関東所属。
  • 大井の準重賞・桃花賞で上位2着までに入った馬に優先出走権がある[1]
負担重量
別定。54kg(南半球産2kg減)を基本に、本年2月10日までの番組ポイント800毎に1kgの負担増となる(重量の上限は56kg、南半球産馬は54kg)[1]
賞金額
1着1,200万円、2着420万円、3着240万円、4着120万円、5着60万円[2]
優先出走権付与
3着以上の馬に桜花賞の優先出走権が付与される[1]

歴代優勝馬

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全て浦和競馬場ダート1400mで施行。

回数 施行日 優勝馬 性齢 所属 タイム 優勝騎手 管理調教師 馬主
第1回 2009年2月11日 モエレエターナル 牝3 川崎 1:29.0 今野忠成 池田孝 栗本八江
第2回 2010年2月10日 バックアタック 牝3 大井 1:30.9 坂井英光 宗形竹見 小國和紀
第3回 2011年2月9日 クラーベセクレタ 牝3 船橋 1:29.1 戸崎圭太 川島正行 (有)サンデーレーシング
第4回 2012年2月22日 アスカリーブル 牝3 船橋 1:30.2 戸崎圭太 川島正行 坂本敏浩
第5回 2013年2月13日 カイカヨソウ 牝3 船橋 1:30.4 今野忠成 川島正行 (有)キャロットファーム
第6回 2014年2月19日 ノットオーソリティ 牝3 船橋 1:29.3 石崎駿 川島正行 吉田照哉
第7回 2015年2月18日 スターローズ 牝3 船橋 1:30.0 山崎誠士 山本学 泉俊二
第8回 2016年2月3日 モダンウーマン 牝3 川崎 1:28.6 山崎誠士 佐々木仁 (有)グランド牧場
第9回 2017年2月22日 ステップオブダンス 牝3 大井 1:29.4 森泰斗 藤田輝信 吉田勝己
第10回 2018年2月14日 エターナルモール 牝3 大井 1:28.8 吉原寛人 宗形竹見 鈴木芳夫
第11回 2019年2月13日 ポッドギル 牝3 大井 1:28.6 矢野貴之 鈴木啓之 小川眞査雄
第12回 2020年2月19日 レイチェルウーズ 牝3 船橋 1:28.2 本田正重 林正人 菊地昌廣
第13回 2021年2月23日 ウワサノシブコ 牝3 浦和 1:29.5 和田譲治 岡田一男 上野耕一
第14回 2022年2月23日 スティールルージュ 牝3 船橋 1:28.8 張田昂 張田京 菅野守雄
第15回 2023年2月15日 サーフズアップ 牝3 船橋 1:29.7 御神本訓史 山下貴之 吉田照哉
第16回 2024年2月21日 ミチノアンジュ 牝3 大井 1:29.2 本田正重 福田真広 鈴木道雄

2008年までの優勝馬

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施行日 優勝馬 性齢 所属 タイム 優勝騎手 管理調教師
1993年3月10日 ビクトリアキャッチ 牝3 浦和 1:28.2 見澤譲治 小嶋一郎
1995年3月8日 ヤギュウノオトヒメ 牝3 浦和 1:29.1 見澤譲治 鈴木勝文
1996年3月13日 タカミプリティ 牝3 川崎 1:27.5 石崎隆之 長谷川蓮太郎
1998年2月25日 ガーデンプレイス 牝3 浦和 1:29.1 莅戸高次 野口孝
1999年2月23日 モミジホープ 牝3 川崎 1:28.8 金子正彦 佐々木吉郷
2000年2月23日 カツベンテン 牝3 大井 1:29.5 鈴木啓之 赤間清松
2001年2月21日 カコ 牝3 川崎 1:28.5 佐藤祐樹 松島久義
2002年2月7日 マイグッドネスミー 牝3 浦和 1:26.7 的場文男 小林文治
2003年2月13日 メモリヒメ 牝3 大井 1:28.0 堀千亜樹 鈴木冨士雄
2004年3月10日 ゴールドファミリー 牝3 川崎 1:29.0 山田信大 足立勝久
2005年2月16日 ヨウヨウ 牝3 船橋 1:26.8 内田博幸 山浦武
2006年2月8日 モナ 牝3 船橋 1:28.1 張田京 岡林光浩
2007年2月14日 カネショウバナナ 牝3 川崎 1:30.7 的場文男 照沼一二
2008年2月13日 インカローズ 牝3 大井 1:28.2 坂井英光 栗田裕光

関連項目

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脚注・出典

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注釈

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  1. ^ 1994年までは準重賞競走「まがたま賞」が概ね9月に行われていた。なお、まがたま賞は2014年から2016年までゴールドカップのトライアルの特別競走として施行されていたが、2017年には再び準重賞となった。

出典

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  1. ^ a b c d e 令和5年度第12回浦和競馬競走番組【決定】” (PDF). 浦和競馬. 2024年2月19日閲覧。
  2. ^ a b 浦和競馬1日目2月19日(月)の成績” (PDF). 浦和競馬. 2024年2月19日閲覧。

各回競走結果の出典

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外部リンク

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