イルクーツク州
- イルクーツク州
- ロシア語: Иркутская область
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イルクーツク州旗 イルクーツク州紋章 -
国歌 不明 公用語 ロシア語 首府 イルクーツク 州知事 イーゴリ・コーブゼフ 構成体種別 州 連邦管区 シベリア 経済地区 東シベリア 面積
- 総計国内第4位
774,846km2人口(2021年国勢調査)
- 総計
- 人口密度
- 都市/地方比率国内第20位
2,370,102人
3.06人/km2
77.6% : 22.4%時間帯 UTC +8(DST: なし)イルクーツク時間 ISO 3166-2:RU RU-IRK 番号 ウェブサイト [irkobl.ru]
イルクーツク州(イルクーツクしゅう、Иркутская область; Irkutsk Oblast)は、シベリア南部のモンゴル国境近くに位置するロシア連邦の州(オーブラスチ)。州都はイルクーツク。シベリア連邦管区に属する。
州内にはウスチオルダ・ブリヤート自治管区がある。
歴史
[編集]第二次世界大戦後、シベリア抑留の対象となった日本人捕虜を収容するために州内(タイシェット、チェレムホーヴォ、イルクーツク)に収容施設(ラーゲリ)が作られた[1]。
地理
[編集]東にブリヤート共和国とザバイカリエ地方、南にトゥヴァ共和国、西にクラスノヤルスク地方、北にサハ共和国と隣り合う。州の南東部にバイカル湖がある。主要な河川は、南部のアンガラ川やレナ川、北部のニジニャヤ・ツングースカ川など。
大陸性気候で、年のほぼ半分は気温が零下である。冬の気温は-17度から-33度、夏の気温は+17度から+33度。
行政区画
[編集]主な都市
[編集]その他の町
[編集]住民
[編集]住民の77.6%が都市に暮らす。もともとはブリヤート人やテュルク系の諸民族が暮らしていた地域であるが、18世紀以後にロシア人が集中的に入植した。民族構成はロシア人92.2%、ブリヤート人3.6%などである。在留日本人は僅少。
教育
[編集]産業
[編集]主な産業は金、石炭、鉄鉱石などの採掘や、アルミニウム精錬、化学工業。大規模な水力発電が行なわれている。
標準時
[編集]この地域は、イルクーツク時間帯の標準時を使用している。時差はUTC+8時間で、夏時間はない。(2011年3月までは標準時がUTC+8で夏時間がUTC+9、同年3月から2014年10月までは通年UTC+9であった)
州知事
[編集]- アレクサンドル・チシャーニン 2005年9月7日~2008年4月15日
- イーゴリ・エシポフスキー 2008年4月15日~2009年5月10日
- セルゲイ・ソコル(代行) 2009年5月10日~2009年5月28日
- ドミートリー・メゼンツェフ 2009年6月8日~2012年5月18日
- セルゲイ・イェローシェンコ 2012年5月29日~2015年9月27日
- セルゲイ・レフチェンコ 2015年10月2日~2019年12月12日
- イーゴリ・コーブゼフ 2020年9月18日~(2019年12月12日~2020年9月18日まで代行)
(イーゴリ・エシポフスキー知事は、2009年5月9日午後、州内視察のため、ヘリコプターでイルクーツクを出発後、音信不通となり、翌10日墜落したヘリコプターが発見され、知事ら乗員4人全員が死亡した。)
脚注
[編集]- ^ 長勢了治『シベリア抑留全史』原書房、2013年8月8日、187頁。ISBN 9784562049318。
外部リンク
[編集]- イルクーツク州の地図(英語)