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アンドレアス・ヴァンク

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
アンドレアス・ヴァンク
基本情報
フルネーム Andreas Wank
誕生日 (1988-02-18) 1988年2月18日(36歳)
出身地 東ドイツの旗 東ドイツ
ハレ県ドイツ語版ハレ/ザーレ
身長 189cm
選手情報
クラブ SC Hinterzarten
最高記録 219.5m
ワールドカップ
シーズン 2004 - 2018年
優勝回数 0回
他の表彰台 2回
表彰台獲得数 2回
獲得メダル
男子 スキージャンプ
オリンピック
2014 ソチ ラージヒル団体
2010 バンクーバー ラージヒル団体
世界選手権
2013 Val di Fiemme ラージヒル団体
スキーフライング世界選手権
2012 Vikersund 団体
ノルディックスキージュニア世界選手権
2008 Zakopane 団体
最終更新日:2014年7月13日
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アンドレアス・ヴァンク(Andreas Wank、1988年2月18日 - )は、ドイツスキージャンプ選手で、ドイツ連邦軍オーバーホーフスポーツ振興隊伍長である。旧東ドイツハレ県ドイツ語版ハレ/ザーレ生まれ。

プロフィール

[編集]

ヴァンクはハレ市郊外のドムニッツで暮らしていたが、10歳の時オーバーホーフのスポーツ学校に入学し、2007年に卒業した。2008年からWSV Oberhof 05に所属し、またアンスバッハ大学のトップアスリートコースに入学し、国際経営学士の学位を取得するために学んでいる[1]

ヴァンクは早くから頭角を現し、2000年、12歳の時早くもドイツ学生選手権で優勝、2001年シーズンはドイツジュニアカップとドイツカップ(ドイツ国内でのワールドカップ同様のシリーズ戦)でともに総合3位となった。翌2002年は団体戦でドイツ選手権2位、2003年はドイツジュニアカップ総合1位、ドイツジュニア選手権2位、ドイツカップ総合3位となった。

2004-2005シーズンからスキージャンプ・コンチネンタルカップに参戦し、ロバニエミでの2戦目で初の表彰台となる3位になった。 同年のスキージャンプ週間オーベルストドルフ大会にて地元枠でスキージャンプ・ワールドカップ初出場、45位だった。2005年のドイツジュニア選手権で優勝、ドイツ選手権で6位となった。

2008年のノルディックスキージュニア世界選手権(ポーランド、ザコパネ)で個人・団体の2冠となり、2008-2009シーズンからナショナルAチームに加わった。

2009年7月19日に行われたドイツ選手権では135mと139mの大ジャンプでミヒャエル・ウアマンを破り初タイトル。

2009-2010シーズンはパスカル・ボドマーとともにドイツ期待の若手としてワールドカップを転戦、2010年1月16日の札幌大会で自身初の表彰台となる2位になった。 バンクーバーオリンピックではノーマルヒル個人で出番はなく、ラージヒル個人でも28位に終わったが、団体戦では2本目に139mの大ジャンプをして銀メダル獲得に貢献した。このシーズンはワールドカップ総合で自己最高の21位となった。

2010-2011シーズンは主にコンチネンタルカップを転戦、総合3位となったがワールドカップではわずかに2度ポイントを獲得するに留まった。

2012年スキーフライング世界選手権団体で銅メダルを獲得、自身初出場の2013年ノルディックスキー世界選手権ではノーマルヒル個人9位、ラージヒル個人11位、ラージヒル団体では銀メダルを獲得した。

2014年2月にロシアで開催されたソチオリンピックは、ノーマルヒル10位、ラージヒルでは出番がなかったが、マリヌス・クラウスアンドレアス・ウェリンガーゼヴェリン・フロイントと組んだ団体では1番手を飛び、チーム合計1041.1ポイントで金メダルを獲得した。

2014年夏にアンスバッハ大学を卒業し、所属クラブをWSV Oberhof 05からSC Hinterzartenに変更した[2]

2019年7月、引退を表明した[3]

脚注

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外部リンク

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