FANZA
日本のECサイト
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FANZA(ファンザ)は、株式会社デジタルコマースが運営する日本のECサイト、および同社の商標。
FANZA×-FR2 @-FR2 GALLERY 2(2018年9月) | |
種類 | 株式会社 |
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本社所在地 |
日本 〒105-0014 東京都港区芝五丁目36番7号 三田ベルジュビル17階 |
設立 | 2017年12月26日 |
業種 | サービス業 |
法人番号 | 3220001022043 |
事業内容 | インターネット関連事業 |
代表者 | 島崎啓之(代表取締役社長[1]) |
資本金 | 1,000万円 |
主要株主 | 亀山敬司 |
関係する人物 | 開田栄次郎(前代表取締役社長[2]) |
外部リンク | 株式会社デジタルコマース |
概要
編集「FANZA」の名称は、「FANtasy」(ファンタジー)の「FAN」と、日本語の「座」という意味と「ZからAまで」という二つの意味を込めた「ZA」の造語になっている[3]。社名ではなくブランド名のため、後述のように他業態で横断的に使用。
商標出願は株式会社デジタルコマース[4]。
名称、ロゴは米・コリンズ社に依頼しており[5]、海外展開を考え英語圏でも通じやすい名称、日本の性文化のニュアンスが伝わる名称にという意図が汲まれている[6]。
2021年度は約1050億の売り上げを計上するなど、アダルトプラットフォームとしては業界の7割といわれる圧倒的なシェアを誇る[7]。
沿革
編集- 2018年
- 3月1日 - 株式会社デジタルコマースが、株式会社DMM.comのインターネットサービス事業の一部を譲受し[8][2]、「DMM.R18」、「R18.com」、DMM.comの見放題chライト、DVD/CDレンタル、コミックレンタルの運営会社となる。
- 8月1日 - 株式会社デジタルコマースのアダルト事業「DMM.R18」が「FANZA(ファンザ)」に名称変更[9]。
- 8月1日 - 名称変更を記念したPRキャンペーンとしてFANZAと#FR2(株式会社せーの)のコラボギャラリー「FANZA×#FR2 @#FR2 GALLERY 2」を8月1日〜10月31日の3カ月限定で原宿にオープン。毎週末にはAV女優イベントも開催された。
- 8月22日、ジーオーティーの発行する『月刊DMM』が同日発売の2018年10月号より『月刊FANZA』に誌名変更。
- 2019年
- 2020年
- 2021年
- 2022年
- 2023年
- 6月 - DMMプレミアム会員だけが入会できる有料動画配信サービス「FANZA TV Plus」の提供を開始[23]
- 2024年
- 2月16日 - FANZA5周年を記念したキャンペーンガールに河北彩花、石川澪、七ツ森りり、miru、うんぱい、宮下玲奈の6名が就任[24]。
- 2月17日 - miru[25]、石川澪[26]、桜空もも[27]の3人が出演する「JAV海賊版対策プロジェクト」のプロモーションビデオを制作。繁体字、英語、日本語版の特設サイトを開設し、違法アップロード被害約700億円(年)、違法ファイル共有被害約500億円(年)などの被害額を公表した[28]。
- 3月4日 - アダルトな景品を獲得できるオンラインクレーンゲーム「FANZAキャッチ」を開始[29]
- 3月6日 - ドン・キホーテ秋葉原店とのコラボにより「FANZA」をイメージしたオフラインショップ「FANZA SHOP」を出店[30]
主なサービス
編集動画サービス
編集- FANZA動画
- 素人動画
- アダルトアニメ
- 成人映画
- FANZA月額動画
- FANZA無料動画
- FANZA TV
ライブチャット
編集- FANZAライブチャット ※アダルト・人妻・ノンアダルト・バーチャル
オンラインレンタル
編集- FANZAレンタル ※アダルトDVD以外はDMM.comと共通。
同人ダウンロード
編集電子書籍配信サービス
編集- FANZAブックス
- FANZAブックス読み放題
通販サービス
編集- FANZA通販 ※DVD・復刻DVD・大人のおもちゃ・アニメ・PCゲーム・ブック・同人
- FANZAマーケットプレイス
- FANZAアダルトオークション
オンラインくじサービス
編集- FANZAオンラインくじ
WEBメディア
編集オンラインゲーム
編集- FANZA GAMES ※合同会社EXNOAの運営
- FANZAキャッチ ※オンラインクレーンゲーム
その他サービス
編集- FANZA出会い
複合カフェ向けサービス
編集- FANZAチャンネル
月刊FANZA
編集月刊FANZA | |
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Monthly FANZA | |
ジャンル | アダルトビデオ情報誌 |
刊行頻度 | 月刊(毎月22日発売) |
発売国 | 日本 |
言語 | |
定価 |
490円(月刊DMM、2000年7月号 - 8月号)290円(2000年9月号 - [31]) 298円( - 2016年) 350円(月刊FANZA、2018年10月号 - 2020年2月号) 398円(2020年3月号 - ) |
出版社 | ジーオーティー |
編集人 |
葉月耕市郎(月刊DMM) 大木浩一(2018年10月号)[32] |
雑誌名コード | 06439 |
刊行期間 |
月刊DMM、2000年7月号 - 2018年9月号 月刊FANZA、2018年10月号 - |
2018年8月(2018年10月号)に創刊したアダルトビデオ情報誌。発売元はジーオーティー。編集はサイバーキッズ[33]。雑誌コード06439。キャッチコピーは「世界一のAVマガジン」。継続前誌(雑誌コード)は2000年に創刊し2018年9月号をもって刊行終了となった『月刊DMM』であるがJP番号は別のものが振られている。『月刊DMM』創刊時のキャッチコピーは「男のエンターテインメントマガジン」。
すべての記事が編集者、ライターの記名記事となっている[34]。
主な連載コーナー
編集- HATSUMONO!
- 新人AV女優インタビュー及びデビュー作の新作レビュー。
- 人気女優NOW!
- AV女優インタビュー、またおもに企画単体女優[注 1]の新作を女優別にまとめてレビュー。単体女優のレビューは後述のUARに掲載。
- インタビュー企画は「こんなにエロくなりました」と題され別枠にされることもある。
- ど〜しても彼女の魅力をわかって欲しい!インタビュー
- 2022年のAV出演被害防止・救済法発令以降、新人AV女優が減少し「HATSUMONO!」コーナーが不定期になったことから、注目女優に改めてインタビューを試みる企画。
- ファンザジスタ!! ASIA'S LARGEST ALL-GENRE NO.1ADULT SITE!
- アダルトビデオ、アダルトゲーム、動画、電子コミック、オンラインゲームの各ジャンルの情報を各々コンパクトに届ける。2022年までの旧コーナー名は「オールジャンルアダルト直送便 FANZAサイトEXPRESS」。
- FANZA RANKING
- FANZAサイト内の売り上げランキングを作品、女優別など3カテゴリーを抜粋紹介。概ね雑誌発売3か月前のウィークリーランキングを掲載。
- 新作サクサク
- 発売日程スケジュールをメーカー別に掲載。月刊DMM時代から唯一継続するコーナー。
- 感服!愛しの女優様
- ラッシャーみよしによるコラム。
- 紙のVRAV
- 東風克智によるコラム。
- 男のファン座
- 読者投稿コーナー 投稿はハガキおよび封書のみ受け付けている。担当は編集部・爆シコタケちゃん。
- UAR The Ultimate Adult Review 究極アダルトレビュー
- 7〜9名のレビュアーが担当するレビューコラム。女優、構成、総合の3項目を100点満点で採点。単体作品、企画作品を問わず毎号約150作品をレビュー。
- 俺たちの自腹AV
- レビュアーを含む“AV猛者”が毎回自腹購入作品をレビュー。2020年6月号より「あの素晴らしいAVをもう一度」にリニューアル。通常レビューとの違いを明確にするため、作品は「廃番になっていない準新作、旧作」を対象とする。初回担当は沢木毅彦、東風克智。
- INFORMATION & PRESENT
- AVにまつわるトークショーやイベントのレポート、書籍発売のニュースなどをコンパクトにまとめたコーナー。プレゼントコーナーも兼ねる。
過去の連載コーナー
編集- USU-V NEWS
- 月刊DMM時代に連載された薄消しビデオ紹介コーナー
脚注
編集注釈
編集- ^ まとめてレビューするコンセプトから、専属女優でも複数のメーカーを掛け持ちする場合は含まれる。
出典
編集- ^ 合同会社DMM.com. “『DMM.R18』から『FANZA』へ システム運用構築はDMMが継続で合意”. PR TIMES. 2018年8月9日閲覧。
- ^ a b 合同会社DMM.com. “成人向け事業を分社化 株式会社デジタルコマースを設立”. PR TIMES. 2018年8月9日閲覧。
- ^ “ABOUT FANZA”. DMM. 2018年8月9日閲覧。
- ^ INPIT. “商標出願・登録情報(インフォメーション画面)|J-PlatPat”. www2.j-platpat.inpit.go.jp. 2018年8月20日閲覧。
- ^ KAI-YOU.net (2018年8月16日). “「DMM.R18」から「FANZA」へ 世界No.1のデザイン企業が挑むアダルトなリブランディング”. 2018年8月20日閲覧。
- ^ 集英社「週刊プレイボーイ」2018年No.38 158-160頁
- ^ 中村淳彦『同人AV女優 貧困女子とアダルト格差』(2023年、祥伝社新書、祥伝社)66‐68頁
- ^ 官報 平成30年1月31日 本紙第7193号 30頁 吸収分割公告
- ^ “成人向けコンテンツブランド『DMM.R18』は8月1日(水)より新名称『FANZA』に変わりました”. ValuePress. 2018年8月9日閲覧。
- ^ “FANZAライブチャットにて バーチャルライブチャットフロア(β)をOPEN バーチャルキャラクターに特化したライブチャットを提供開始”. valuepress. 2021年6月18日閲覧。
- ^ “FANZA動画、980円(税抜)で15万本以上のアダルト動画が30日間見放題になる定額サービス「見放題chベーシック」をリリース〜視聴コードの販売を開始〜”. valuepress. 2021年6月18日閲覧。
- ^ “FANZA動画、4Kアダルト動画の販売を開始 〜対象作品100本以上〜 販売開始日:2020年11月4日(水)〜”. valuepress. 2021年6月18日閲覧。
- ^ “DMM GAMES、「合同会社EXNOA(エクスノア)」に商号変更 成人向けゲーム事業を「FANZA GAMES」に”. gamebiz【ゲームビズ】. 2022年4月3日閲覧。
- ^ “【重要】一部商品取り扱い、月額チャンネル終了のお知らせ”. FANZA 動画配信サービスからのお知らせ (2021年2月25日). 2021年2月25日閲覧。
- ^ “【重要】一部メーカー販売終了のお知らせ”. FANZA FANZA通販からのお知らせ (2021年2月25日). 2021年2月25日閲覧。
- ^ a b 冴喜シンイチ「FANZA1強のAV配信市場に感じられる閉塞感」『アダルトメディア年鑑2024』(2023年、イースト・プレス)130-134頁
- ^ “FANZAライブチャットにてバーチャルフロアが正式OPEN! 安定した24時間稼働と業界最大級のバーチャルチャットガールが在籍 2021年12月7日(火)より”. valuepress. 2021年12月19日閲覧。
- ^ “「AV新法」で業界は死活問題。それでもDMMがダンマリな背景”. SAKISIRU(サキシル)| 先を知る、新しい大人のメディア (2022年6月17日). 2022年6月19日閲覧。
- ^ “重要‼️ なんと本日から待ちに待ったFANZAでの通販が再開しました 順次、VR・2D配信作品も再開されます”. 宮島めい🐼@miyajima100 (2022年3月1日). 2022年3月1日閲覧。
- ^ “FANZAブックスがフルカラー縦読みマンガに対応「EROTOON」として作品の配信を開始”. valuepress. 2022年12月1日閲覧。
- ^ “ハズレなし!「FANZA」から新サービス「FANZAオンラインくじ」サービス開始決定! サービス開始予定日:2022年5月27日(金)”. valuepress. 2022年12月1日閲覧。
- ^ “2022年8月17日〜 「FANZA動画」で8KVR動画の配信をスタート〜”. hsub. 2022年9月8日閲覧。
- ^ “1628円(税込)で10万作品以上が見放題!「FANZA TV Plus」をリリース”. valuepress. 2023年6月5日閲覧。
- ^ “Welcome to FANZAstic Party!2018年に誕生したFANZAはおかげさまで5周年を迎えました。”. FANZA (2024年2月16日). 2024年2月17日閲覧。
- ^ “【海賊版対策プロジェクト】miru PV撮影インタビュー - fempass(フェムパス)”. fempass(フェムパス) - 多彩な視点で生きていく「あなた」の背中を押すWebメディア (2024年2月17日). 2024年3月3日閲覧。
- ^ “【海賊版対策プロジェクト】石川澪 PV撮影インタビュー - fempass(フェムパス)”. fempass(フェムパス) - 多彩な視点で生きていく「あなた」の背中を押すWebメディア (2024年2月17日). 2024年3月3日閲覧。
- ^ “【海賊版対策プロジェクト】桜空もも PV撮影インタビュー - fempass(フェムパス)”. fempass(フェムパス) - 多彩な視点で生きていく「あなた」の背中を押すWebメディア (2024年2月17日). 2024年3月3日閲覧。
- ^ “©JAV海賊版対策プロジェクト | コンテンツの違法なアップロードダウンロード・視聴はすべて海賊行為”. ©JAV Anti-Piracy Project. 2024年3月3日閲覧。
- ^ “”オトナのクレーンゲーム”が「FANZA」に登場 オンラインクレーンゲーム「FANZAキャッチ」3月4日(月)より提供開始”. valuepress. 2024年3月8日閲覧。
- ^ “FANZA初のリアル店舗「FANZA SHOP」が秋葉原に登場!〜ドン・キホーテ秋葉原店限定で、FANZAサイトの世界観を完全再現〜”. valuepress. 2024年3月8日閲覧。
- ^ 安田理央『日本エロ本全史』太田出版(2019年7月)242頁
- ^ 安田理央『日本エロ本全史』太田出版(2019年7月)272頁
- ^ “アダルト雑誌って誰が買うの? ベテラン編集者が語る意外な需要と仕事の矜持|新R25 - 20代ビジネスパーソンのバイブル”. 新R25. 2019年2月2日閲覧。
- ^ 安田理央「絶滅したと思いきや今も残るエロ本のココがスゴい」『実話BUNKAタブー』(コアマガジン)2023年3月号 123-126頁
関連項目
編集外部リンク
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