磯村元史
磯村 元史(いそむら もとし、1934年 - )は、日本の経営学者・実業家。日本年金機構理事、函館大学客員教授。東京都江東区在住。
生誕 | 1934年 |
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研究分野 | 金融論、経営学 |
実績 | 年金記録問題の処理と日本年金機構設立への参画および年金問題に関する啓発活動 |
来歴・人物
編集1934年旧満洲国生まれ。1947年に帰国。1956年滋賀大学経済学部卒業。野村證券入社後、東洋信託銀行(現三菱UFJ信託銀行)の新設に参画。1962年より年金業務に従事。1993年に東洋信託銀行代表取締役副社長を退任した後、洋伸不動産代表取締役社長、滋賀大学・早稲田大学の非常勤講師、長野県調査委員会会長等を歴任。
1998年に函館大学客員教授着任後は、東京都金融広報アドバイザー、(総務省所管)年金業務・社会保険庁監視等委員会委員等を務める。2008年1月からは厚生労働大臣のアドバイザーとして、年金記録問題作業委員会、年金記録問題拡大作業委員会、年金記録問題回復委員会の各委員長に就任し、年金記録問題の処置に取り組んできた。2010年1月、設立委員として携わってきた日本年金機構の理事に任命される。
年譜
編集- 1934年 - 旧満洲国にて出生
- 1947年 - 帰国
- 1956年 - 滋賀大学経済学部卒業
- 1956年 - 野村證券入社
- 1959年 - 東洋信託銀行の新設に参画
- 1991年 - 東洋信託銀行代表取締役副社長
- 1993年 - 洋伸不動産代表取締役社長
- 1998年 - 函館大学客員教授
- 2003年 - 東京都金融広報アドバイザー
- 2007年 - 年金業務・社会保険庁監視等委員会委員
- 2008年1月 - 年金記録問題作業委員会委員長
- 2008年10月 - 日本年金機構設立委員
- 2008年12月 - 年金記録問題拡大作業委員会委員長
- 2009年10月 - 年金記録問題回復委員会委員長
- 2010年1月 - 日本年金機構理事
著書
編集単著
編集- 『年金不安の時代に必要な知識と手間』(岩波書店、2007年)