知覧町
かつて鹿児島県川辺郡にあった町
知覧町(ちらんちょう)は、鹿児島県薩摩半島の南部中央に存在した町で、川辺郡に属していた。2007年12月1日に川辺郡川辺町、揖宿郡頴娃町と合併し南九州市となった。
ちらんちょう 知覧町 | |||||
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知覧茶の茶畑 | |||||
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廃止日 | 2007年12月1日 | ||||
廃止理由 |
新設合併 川辺町、知覧町、頴娃町→南九州市 | ||||
現在の自治体 | 南九州市 | ||||
廃止時点のデータ | |||||
国 | 日本 | ||||
地方 | 九州地方 | ||||
都道府県 | 鹿児島県 | ||||
郡 | 川辺郡 | ||||
市町村コード | 46344-2 | ||||
面積 |
120.19 km2 (境界未定部分あり) | ||||
総人口 |
12,923人 (推計人口、2007年11月1日) | ||||
隣接自治体 | 鹿児島市、枕崎市、頴娃町、川辺町 | ||||
知覧町役場 | |||||
所在地 |
〒897-0392 鹿児島県川辺郡知覧町郡6204番地 | ||||
外部リンク | 知覧町 | ||||
座標 | 北緯31度22分42秒 東経130度26分30秒 / 北緯31.37825度 東経130.441611度座標: 北緯31度22分42秒 東経130度26分30秒 / 北緯31.37825度 東経130.441611度 | ||||
ウィキプロジェクト |
知覧麓には武家屋敷が残っており「薩摩の小京都」と呼ばれる。第二次世界大戦中には大日本帝国陸軍特別攻撃隊の飛行場が置かれ、飛行場跡地には特別攻撃隊に関する資料を展示した知覧特攻平和会館がある。
地理
編集鹿児島市から南南西へ約36km、薩摩半島の南端部に位置する。町域の南部は東シナ海に面する。町域北部の内陸部が中心地域となっている。
- 山:母ヶ岳、知覧岳、大隣山
- 河川:麓川、永里川、永沢川、竹迫川、加治佐川、
隣接していた自治体
編集歴史
編集江戸時代は島津氏の傍流、佐多島津氏による統治が行われた。主に享保年間に島津久峰の統治下で上級武士の住居と外敵からの防御を兼ねた武家屋敷が築かれた。
1941年には町内に陸軍知覧飛行場が完成した。その後、太平洋戦争末期の沖縄戦では、知覧飛行場は本土最南端の神風特別攻撃隊の出撃地となった。
行政区域の変遷
編集行政
編集県の行政機関
編集- 鹿児島県警察:知覧警察署 :知覧交番
国の行政機関
編集姉妹都市・提携都市
編集国内
編集経済
編集産業
編集- 農産
- 知覧茶、知覧紅、コガネセンガン(黄金千貫)
工業
編集- 日亜化学工業株式会社 K工場 K-PLANT (知覧工場)
- 株式会社日本計器鹿児島製作所
- 東京エンプラ商事鹿児島株式会社
- 高槻電器工業株式会社 知覧事業所
地域
編集- 総人口 13,887 人
- 男性人口 6,349 人
- 女性人口 7,538 人
- 年少人口 2,100 人
- 生産年齢人口 7,609 人
- 老齢人口 4,177 人
- 総務省統計局「平成12年国勢調査」より
教育
編集高等学校
編集中学校
編集町立
小学校
編集町立
電話番号
編集市外局番は町内全域が「0993」。市内局番が「5X」 - 「8X」の地域との通話は市内通話料金で利用可能(加世田MA)。収容局は知覧局、知覧瀬世局、知覧松山1局、知覧町塩屋局。
郵便番号
編集郵便番号は、塩屋・南別府を除く町内全域が「897-03xx」(知覧郵便局)、塩屋・南別府は「891-09xx」(塩屋郵便局)である。
交通
編集鉄道路線
編集かつて存在した鉄道
編集バス路線
編集道路
編集有料道路
編集一般国道
編集県道(主要地方道)
編集一般県道
編集名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
編集著名な出身者
編集その他
編集- 日本の道100選:武家屋敷通り
- 人と自然が織りなす日本の風景百選:薩摩半島の「麓集落」
- 映画『俺は、君のためにこそ死ににいく』
脚注
編集- ^ “株式会社81プロデュース‐声優プロダクション”. 株式会社81プロデュース. 2020年11月15日閲覧。
外部リンク
編集- 南九州市役所
- 知覧武家屋敷庭園保存会
- 鹿児島県川辺郡知覧町 (46344A1968) | 歴史的行政区域データセットβ版 - Geoshapeリポジトリ