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林真理子 - Wikipedia

林真理子

日本の女性小説家、エッセイスト、第14代学校法人日本大学理事長 (1954-)

林 真理子(はやし まりこ、1954年昭和29年〉4月1日[注 1] - )は、日本小説家エッセイストである。有限会社林真理子企画事務所代表取締役日本文藝家協会理事長、日本ペンクラブ会員、学校法人日本大学理事長[1]

林 真理子
(はやし まりこ)
誕生 林 真理子
(1954-04-01) 1954年4月1日(70歳)
日本の旗 日本山梨県山梨市
職業 小説家エッセイスト理事
言語 日本語
国籍 日本の旗 日本
教育 学士芸術
最終学歴 日本大学藝術学部文芸学科
活動期間 1982年 - (活動中)
ジャンル 小説随筆
代表作 『ルンルンを買っておうちに帰ろう』(1982年)
『最終便に間に合えば』(1985年)
不機嫌な果実』(1996年)
『みんなの秘密』(1997年)
『アスクレピオスの愛人』(2012年)
主な受賞歴 直木三十五賞(1986年)
文藝春秋読者賞(1988年)
柴田錬三郎賞(1995年)
吉川英治文学賞(1998年)
島清恋愛文学賞(2013年)
歴史時代作家クラブ賞(2018年)
紫綬褒章(2018年)
菊池寛賞(2020年)
野間出版文化賞(2022年)
デビュー作 『ルンルンを買っておうちに帰ろう』(1982年)
配偶者 あり
子供 長女
ウィキポータル 文学
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人物

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山梨県山梨市出身[2]山梨県立日川高等学校[2]日本大学藝術学部文芸学科卒業。

コピーライターとして活動の後、作家として[3]1982年昭和57年)に出版したエッセイ集『ルンルンを買っておうちに帰ろう』が、処女作にしてベストセラーとなった。さらに1986年(昭和61年)には、『最終便に間に合えば』『京都まで』で直木賞を受賞し、小説家としての地位を確立した。林の功績は、 1980年代以降において、「ねたみ・そねみ・しっとを解放」したことであるとも評される[4]

2022年現在、直木賞のほか、講談社エッセイ賞吉川英治文学賞中央公論文芸賞の各選考委員を務めている。

経歴

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大学卒業後、アルバイトをしながら宣伝会議のコピーライター養成講座を受講。1979年(昭和54年)、秋山道男が編集していた西友ストアのPR雑誌『熱中なんでもブック』(のちに『青春評判ブック』)の編集スタッフとなる。1981年(昭和56年)、西友ストア向け広告コピー「つくりながら、つくろいながら、くつろいでいる。」でTCC(東京コピーライターズクラブ)新人賞を受賞。

1982年(昭和57年)、エッセイ集『ルンルンを買っておうちに帰ろう』を発表して、エッセイストとしてデビュー。同書はベストセラーになる。1986年(昭和61年)、前年に発表した『最終便に間に合えば』『京都まで』で第94回直木賞を受賞、作家として認められる。翌1987年(昭和62年)には、日米の交流を目的としたインターナショナル・ビジター・リーダーシップ・プログラムに参加した[注 2]

1993年平成5年)から、初めて文芸雑誌文學界』に連作を書いた(『文学少女』)。1995年(平成7年)、『白蓮れんれん』で第8回柴田錬三郎賞を受賞、1998年(平成10年)、『みんなの秘密』で第32回吉川英治文学賞を受賞、2013年(平成25年)、『アスクレピオスの愛人』で第20回島清恋愛文学賞を受賞。2011年にレジオンドヌール勲章シュヴァリエに叙された[5]

2018年紫綬褒章を受賞[6]

2020年5月、日本文藝家協会理事長に女性として初めて選出された[7]。同年9月文部科学省文化審議会委員(文化功労者選考分科会分属)[8][9]。同年10月13日、第68回菊池寛賞を受賞した[10]。同年10月14日には、『週刊文春』で連載のエッセイ(「今宵ひとりよがり」「今夜も思い出し笑い」「マリコの絵日記」「夜ふけのなわとび」)の通算連載回数が1655回(同年7月2日時点)に達し、「同一雑誌におけるエッセイの最多掲載回数」としてギネス世界記録に認定された[11]

2022年7月1日、日本大学理事長に女性として初めて就任[12]。同年11月、第4回野間出版文化賞を受賞[13]

2023年に発覚した日大アメリカンフットボール部の違法薬物事件においては、日大が設置した第三者委員会から、林や酒井健夫学長ら幹部が、不都合な事実を 矮小化し、自分に都合よく解釈して対応にあたった結果、大学の信用を大きく傷つけたと指摘された。一方、林が大麻使用に関する報告を受けたのは、沢田康広副学長が大麻と疑われる植物片を発見したのが7月6日なのに対し13日になってからで、ガバナンスの前提となる報告ルールが不備だったとした。林が調査の指示を出さず、理事会に報告しなかったことは著しく不適切な対応としながらも、「巨大な組織であることに鑑みれば、理事長個人の責任というより、組織対応の問題」とされた[14]。11月22日、日大の臨時理事会が開かれ、林に対して報酬の50%減、沢田副学長に即時辞任、酒井学長には年度末での辞任をそれぞれ勧告した。林は受け入れる意向を示したという[15]

同月27日、辞任を強要するなどのパワハラを行ったとして沢田副学長から1千万円の損害賠償を求めて提訴された[16]

私生活

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1990年(平成2年)、36歳でサラリーマンと見合いをして結婚。親族向けの披露宴はトゥール・ダルジャンを借り切って、親族以外の人を招いた披露パーティーは赤坂プリンス旧館で会費制で行った[17]。その後、1999年(平成11年)2月に44歳で長女を出産[18]

親友である中野翠は、林がはじめに勤めていた企業PR誌 『熱中なんでもブック』編集部の同僚である[19]。また、映画監督井上梅次が所有していた長野県軽井沢町別荘を、梅次の娘であり林の友人である井上絵美から譲り受け、2015年頃から所有している[20]

エピソード

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  • 江原啓之1994年(平成6年)に雑誌『an・an』で対談して以来絶賛しており、江原の著書『幸運を引き寄せるスピリチュアルブック』(2001年)のに推薦文を書いた。
  • 林のコピーライター時代にクライアントとして接した堤清二は、彼女の書くキャッチコピーが凡庸でダメ出しをしたことがあるが、ボディコピー(商品の説明文)には非常に光るものがあると感じたので、小説を書くように勧めたことがあるとインタビューで述べている[21]
  • 若い頃はアイドル作家と持て囃されていたが容姿に見合わない扱いを赤塚不二夫にネタにされてしまったことがある[22]。赤塚のアシスタントだった長谷邦夫は、林がその内容に激怒し出版社を恫喝して連載を打ち切りに追い込んだと述懐していたが、赤塚作品を研究する名和広によると、長谷の事実誤認[23]としている。また、作品自体は暫くして連載打ち切りとなっている[24]
  • 大学生時代、仲の良かった当時早稲田大学の学生の人から、ニッポン放送アナウンサー募集の話を聞いて「声がいいから」と勧められたが、試験当日風邪をひいたために断念したということがあった[25]
  • 1996年12月2日、藤岡信勝西尾幹二らが中心となって「新しい歴史教科書をつくる会」の結成記者会見が開かれる。西尾は「この度、検定を通過した7社の中学教科書は、証拠不十分のまま従軍慰安婦の強制連行説をいっせいに採用した」との声明を発表。声明文には藤岡、西尾、小林よしのり坂本多加雄高橋史朗深田祐介山本夏彦阿川佐和子、林の計9人が呼びかけ人として名を連ねた[26][27][28]
  • 横山秀夫の『半落ち』を巡る直木賞選考過程において、作品だけでなくその読者についてまで強い誹謗中傷を展開した。しかし、その作品講評の際に林が指摘した「物語の欠点」はこの作品の場合には必ずしも当てはまらないことが後に判明した。なお、この欠点に最初に気付いたのは北方謙三だったとされているが、北方自身はこれを大きな問題として指摘してはいない[29][30]
  • 自販機本Jam』『HEAVEN』初代編集長の高杉弾とは大学時代の同級生で面識がある[31]
  • 2019年、「元号に関する懇談会」有識者委員となり、新元号「令和」制定に関わった[32]

著作

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単著

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1980年代

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  • 『ルンルンを買っておうちに帰ろう』(主婦の友社 1982年 のち角川文庫
  • 『夢見るころを過ぎても』(主婦の友社 1983年 のち角川文庫)
  • 『幸せになろうね-働くおんなの意地とマコト けなげに上手にワーキング!』(光文社カッパ・ビジネス 1983年 のち光文社文庫
  • 『花より結婚きびダンゴ』(CBS・ソニー出版 1983年 のち角川文庫)
  • 『ルンルン症候群』(角川書店 1983年 のち文庫)
  • 『星に願いを』(講談社 1984年 のち文庫)
  • 『街角に投げキッス』(角川書店 1984年 のち文庫)
  • 『林真理子スペシャル―ルンルンだけじゃ、ものたりなくて』(角川書店 1984年)
  • 『真理子の夢は夜ひらく』(角川書店 1984年 のち文庫)
  • 『ブルーレディに赤い薔薇』(小説)光文社カッパ・ブックス 1984年 のち文庫)
  • 葡萄が目にしみる』(小説)角川書店 1984年 のち文庫)
  • ふたりよがり : 対談集文藝春秋、1984年12月15日。
  • 『テレビしちゃった!』(CBS・ソニー出版 1984年)
  • 『星影のステラ』(小説)角川書店 1985年 のち文庫)
  • 今夜も思い出し笑い』文藝春秋、1985年4月30日。(のち文庫)
  • 『テネシーワルツ』(講談社 1985年 のち文庫)
  • 『林真理子二枚目コレクション』(小学館 1985年)
  • 『紫色の場所』(角川書店 1985年 のち文庫)
  • 『最終便に間に合えば』(短編集 文藝春秋 1985年(直木賞)のち文庫)
  • 『食べるたびに、哀しくって…』(角川書店 1985年 のち文庫)
  • 『マリコ・その愛』(光文社文庫―イキナリ文庫 1986年)
  • 『身も心も』(角川書店 1986年 のち文庫)
  • 『真理子の青春日記&レター』(角川文庫 1986年)
  • 愛すればこそ…』文藝春秋、1986年5月30日。(のち文庫)
  • 『マリコ自身―イキナリ文庫』(光文社文庫 1986年)
  • 『胡桃の家』(小説)新潮社 1986年 のち文庫)
  • 『南青山物語―ルンルンパラダイス』(主婦の友社 1986年 のち角川文庫)
  • 『美食倶楽部』(文藝春秋 1986年 のち文庫)
  • 『ファニーフェイスの死』(小説)集英社 1987年 のち集英社文庫、中公文庫
  • 言わなきゃいいのに…』文藝春秋、1987年5月25日。(のち文庫)
  • 『失恋カレンダー』(角川文庫 1987年)のち集英社文庫
  • 『戦争特派員(ウォーコレスポンデント)』(小説)文藝春秋 1987年 のち文庫)
  • 『茉莉花茶を飲む間に』(小学館 1987年 のち角川文庫)
  • 『こんなパリ、見たことある?』(文化出版局 1988年)
  • 『マリコ・ストリート』(マガジンハウス 1988年 のち角川文庫)
  • 『どこかへ行きたい』(角川文庫 1988年)
  • 『東京胸キュン物語』(角川文庫 1988年)
  • 『こんなはずでは…』(文藝春秋 1988年 のち文庫)
  • 『満ちたりぬ月』(主婦の友社 1988年 のち文春文庫)
  • 『キス・キス・キス』(角川書店 1988年)
  • 『短篇集―少々官能的に』(文藝春秋 1988年 のち文庫)
  • 『旅は靴ずれ、夜は寝酒』(角川文庫 1989年)
  • 『余計なこと、大事なこと』(文藝春秋 1989年 のち文庫)
  • 『幕はおりたのだろうか』(講談社 1989年 のち文庫)
  • ローマの休日―小説ロマンチック洋画劇場』(角川書店 1989年 のち文庫)
  • 『女のことわざ辞典』(講談社 1989年 のち文庫)
  • 『イミテーション・ゴールド』(祥伝社 1989年 のち角川文庫)
  • 『昭和思い出し笑い』(文藝春秋 1989年 のち文庫)

1990年代

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  • 『本を読む女』(小説)(新潮社 1990年 のち文庫)
  • 『美華(ミーハー)物語』(角川文庫 1990年)
  • 『ウフフのお話』(文藝春秋 1990年 のち文庫)
  • 『ミカドの淑女』(小説 新潮社 1990年 のち文庫)
  • 『マリコ・ジャーナル』(角川文庫 1991年)
  • 『そうだったのか…!』(文藝春秋 1991年 のち文庫)
  • 『ウエディング日記』(角川文庫 1991年)
  • 『次に行く国、次にする恋』(角川文庫 1992年)
  • 『悲しみがとまらない―恋愛ソング・ブック』(角川書店 1992年 のち文庫)
  • 『バルセロナの休日』(角川書店 1992年 のち文庫)
  • 『原宿日記』(朝日新聞社 1992年 のち文庫、角川文庫)
  • 『おとなの事情』(文藝春秋 1992年 のち文庫)
  • トーキョー国盗り物語』(小説 集英社 1992年 のち文庫)
  • 『ドレスがいっぱい』(童話 小学館 1992年)
  • 『ワンス・ア・イヤー―私はいかに傷つき、いかに戦ったか』(角川書店 1992年 のち文庫)
  • 『男と女のキビ団子』(祥伝社 1992年)
  • 『着物の悦び―きもの七転び八起き』(光文社 1992年 のち新潮文庫)
  • 『嫌いじゃないの』(文藝春秋 1993年 のち文庫)
  • 『さくら、さくら―おとなが恋して』(講談社 1993年 のち文庫)
  • 『文学少女』(連作 文藝春秋 1994年)
  • 『天鵞絨物語』(光文社 1994年 のち新潮文庫、光文社文庫)
  • 『ピンクのチョコレート』(幻冬舎 1994年 のち角川文庫)
  • 『怪談―男と女の物語はいつも怖い』(文藝春秋 1994年 のち文庫)
  • 『白蓮れんれん』(伝記小説 中央公論社 1994年 のち文庫、集英社文庫)
  • 『林真理子のおしゃべりフライト』(プレジデント社 1994年)
  • 素晴らしき家族旅行』(毎日新聞社 1994年 のち新潮文庫、のち毎日文庫)
  • 『そう悪くない』(文藝春秋 1994年 のち文庫)
  • 『猫の時間』(朝日新聞社 1995年 のち文庫)
  • 『女文士』(真杉静枝)(小説 新潮社 1995年 のち文庫)
  • 『皆勤賞』(文藝春秋 1996年 のち文庫)
  • 『東京デザート物語』(集英社 1996年 のち文庫)
  • 『幸福御礼』(朝日新聞社 1996年 のち文庫、角川文庫)
  • 『断崖、その冬の』(小説 新潮社 1996年 のち文庫)
  • 不機嫌な果実』(小説 文藝春秋 1996年 のち文庫)
  • 『強運な女になる』(中央公論社 1997年 のち文庫)
  • 『着物をめぐる物語』(新潮社 1997年 のち文庫)
  • 『みんなの秘密』(連作小説 講談社 1997年(吉川英治文学賞)のち文庫)
  • 『踊って歌って大合戦』(文藝春秋 1998年 のち文庫)
  • 『葡萄物語』(角川書店 1998年 のち集英社文庫)
  • 『世紀末思い出し笑い』(文藝春秋 1999年 のち文庫)
  • 『コスメティック』(小学館 1999年 のち文庫)
  • 『ロストワールド』(読売新聞社 1999年 のち角川文庫)
  • 『美女入門』(マガジンハウス 1999年 のち角川文庫)

2000年代

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  • 『みんな誰かの愛しい女』(文藝春秋 2000年 のち文庫)
  • 『死ぬほど好き』(集英社 2000年)
  • 『花探し』(新潮社 2000年 のち文庫)
  • 『美女入門 pt.2』(マガジンハウス 2000年 のち角川文庫)
  • 『ミスキャスト』(講談社 2000年 のち文庫)
  • 『男と女とのことは、何があっても不思議はない』(PHP研究所 2001年 のち角川文庫)
  • 『ドラマティックなひと波乱』(文藝春秋 2001年 のち文庫)
  • 『美女入門 pt.3』(マガジンハウス 2001年 のち角川文庫)
  • 『紅一点主義』(文藝春秋 2002年 のち文庫)
  • 『初夜』(文藝春秋 2002年 のち文庫)
  • 『花』(中央公論新社 2002年 のち文庫)
  • 『20代に読みたい名作』(文藝春秋 2002年 「林真理子の名作読本」文庫)
  • 『聖家族のランチ』(角川書店 2002年 のち文庫)
  • 『年下の女友だち』(集英社 2003年 のち文庫)
  • 『旅路のはてまで男と女』(文藝春秋 2003年 のち文庫)
  • 『マリコの食卓』(ぺんぎん書房 2003年)
  • 『死ぬほど好き』(集英社 2003年)
  • 『トーキョー偏差値』(マガジンハウス 2003年 「美女のトーキョー偏差値」角川文庫)
  • anego』(小学館 2003年 のち文庫)
  • 『ミルキー』(講談社 2004年 のち文庫)
  • 『野ばら』(文藝春秋 2004年 のち文庫)新装版 2020
  • 『知りたがりやの猫』(新潮社 2004年 のち文庫)
  • 『夜ふけのなわとび』(文藝春秋 2005年 のち文庫)
  • 『美女に幸あり』(マガジンハウス 2005年 のち文庫)
  • アッコちゃんの時代』(新潮社 2005年 のち文庫)
  • 『ウーマンズ・アイランド』(マガジンハウス 2006年 のち文庫)
  • 『オーラの条件』(文藝春秋 2006年 のち文庫)
  • 『秋の森の奇跡』(小学館 2006年 のち文庫)
  • 『本朝金瓶梅』(文藝春秋 2006年 のち文庫)
    • 『本朝金瓶梅 お伊勢篇』(文藝春秋 2007年 のち文庫)
    • 『本朝金瓶梅 西国漫遊篇』(文藝春秋 2010年)のち文庫
  • 『美女は何でも知っている』(マガジンハウス 2006年 のち文庫)
  • 『私のスフレ』(マガジンハウス 2007年)『災い転じて美女となす 美女入門プレイバック』マガジンハウス文庫
  • 『なわとび千夜一夜』(文藝春秋 2007年 のち文庫)
  • 『グラビアの夜』(集英社 2007年 のち文庫)
  • 『「綺麗な人」と言われるようになったのは、四十歳を過ぎてからでした』(光文社 2007年 のち文庫)
  • 『美か、さもなくば死を』(マガジンハウス、2007年)のち文庫
  • 『はじめての文学 林真理子』(文藝春秋 2007年)
  • 『美貌と処世』(文藝春秋 2008年)のち文庫
  • 『秘密』(ポプラ文庫 2008年)
  • 『Ruriko』(浅丘ルリ子)(角川書店 2008年)のち文庫
  • 『もっと塩味を!』(中央公論新社 2008年)のち文庫
  • 『マリコ・レシピ original recipe book』(マガジンハウス 2008年)
  • 『綺麗な生活』(マガジンハウス 2008年)のち文庫
  • 『生き方名言新書 1 林真理子』(小学館 2008年)
  • 『東京』(ポプラ文庫 2008年)
  • 『結婚』(ポプラ文庫 2009年)
  • 『嫉妬』(ポプラ文庫 2009年)
  • 『約束』(ポプラ文庫 2009年)
  • 『美は惜しみなく奪う』(マガジンハウス 2009年)のち文庫
  • 『最初のオトコはたたき台』(文藝春秋 2009年)のち文庫
  • 『私のこと、好きだった?』(光文社 2009年)のち文庫

2010年代

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  • 下流の宴』(毎日新聞社 2010年)のち文春文庫
  • 『美女入門 pt.9 地獄の沙汰も美女次第』(マガジンハウス 2010年)のち文庫
  • 『いいんだか悪いんだか』(文藝春秋 2010年)のち文庫
  • 六条御息所 源氏がたり 一、光の章』(小学館 2010年)『六条御息所 源氏がたり』小学館文庫 2016
    • 『六条御息所 源氏がたり 二 華の章』(小学館 2011年)
    • 『六条御息所源氏がたり 3 (空の章)』小学館 2012
  • 『秘密のスイーツ』(ポプラ社 2010年)のち文庫
  • 『秘密のスイーツ』いくえみ綾絵(児童書)(ポプラ社 2010年)のちポケット文庫
  • 『やんちゃな時代』(文藝春秋 2011年)のち文庫
  • アスクレピオスの愛人』新潮社 2012 のち文庫
  • 『"あの日のそのあと"風雲録 夜ふけのなわとび 2011』文藝春秋 2012『銀座ママの心得』文庫
  • 『中年心得帳』講談社 2012『野心と美貌 中年心得帳』文庫
  • 『美女の七光り』マガジンハウス 2012 のち文庫
  • 『桃栗三年美女三十年 an・an名物連載美女入門スペシャル』マガジンハウス 2012
  • 『正妻 慶喜と美賀子』講談社 2013 のち文庫
  • 『美女と呼ばないで』マガジンハウス 2013
  • 『美女入門金言集 マリコの教え117』マガジンハウス 2013
  • 『野心のすすめ』講談社現代新書 2013
  • 『来世は女優』文藝春秋 2013
  • 大原御幸 帯に生きた家族の物語』講談社 2014 のち講談社文庫
  • 『決意とリボン』文藝春秋 2014
  • 『「結婚」まで よりぬき80s』文春文庫 2014
  • 『「中年」突入! ときめき90s』文春文庫 2014
  • 『出好き、ネコ好き、私好き』光文社 2014
  • 『突然美女のごとく』マガジンハウス 2014 のちマガジンハウス文庫
  • 『「美」も「才」も うぬぼれ00s』文春文庫 2014
  • 『フェイバリット・ワン』集英社 2014 のち集英社文庫
  • 『STORY OF UJI 小説源氏物語』小学館 2015
  • 『中島ハルコの恋愛相談室』文藝春秋 2015
  • 『マリコ、カンレキ!』文藝春秋 2015 のち文春文庫
  • 『美女千里を走る』マガジンハウス 2015
  • 『マイストーリー 私の物語』朝日新聞出版,2015
  • 『マリコ、炎上』文藝春秋 2016
  • 『マリコノミクス! --まだ買ってる』文春文庫 2016
  • 『女の七つの大罪』中経出版 2016 のち角川文庫
  • 『美を尽くして天命を待つ』マガジンハウス 2016
  • 『思秋期 -感情的な人ほど早く老いる! ?』ブックマン社 2016
  • 『教えて! 校長先生 「才色兼備」が育つ神戸女学院の教え』中公新書 2016
  • 『私のスポットライト(児童書) 』ポプラ社 2016
  • 『私のスポットライト(一般書)』ポプラ社 2016
  • 『中島ハルコはまだ懲りてない!』文藝春秋 2016
  • 『賢女の極意』文藝春秋 2016
  • 『下衆の極み』文藝春秋 2017
  • 我らがパラダイス毎日新聞出版 2017 のち集英社文庫
  • 西郷どん!KADOKAWA 2017 のち角川文庫
  • 『運命はこうして変えなさい 賢女の極意120』文藝春秋 2018
  • 『愉楽にて』日本経済新聞出版 2018 のち新潮文庫
  • 『私はスカーレット』小学館〈小学館文庫〉。 
    1. 2019年10月、ISBN 978-4-09-406700-2
    2. 2020年04月、ISBN 978-4-09-406758-3
    3. 2020年10月、ISBN 978-4-09-406824-5
    4. 2020年10月、ISBN 978-4-09-407005-7

2020年代

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連載など

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  • マイストーリー 私の物語(『朝日新聞』朝刊連載 2014年5月1日 -2015年4月)

共著

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  • 『チャンネルの5番』(山藤章二共著 講談社 1988年 のち文庫)
  • 『超恋愛』(江原啓之 マガジンハウス 2007年)
  • 『誰も教えてくれなかった『源氏物語』本当の面白さ』(山本淳子対談 小学館101新書 2008年)
  • 『10ラブ・ストーリーズ』編 朝日文庫 2011
  • 『流転の歌人柳原白蓮 紡がれた短歌とその生涯』馬場あき子,東直子,宮崎蕗苳共著 NHK出版 2014
  • 『男と女の理不尽な愉しみ』(壇蜜共著)

翻訳

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漫画原作

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作詞

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映像化作品

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テレビドラマ

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映画

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その他のメディア展開

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オーディオブック

出演

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テレビ番組

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ラジオ

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演じた人物

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脚注

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注釈

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  1. ^ 戸籍上の誕生日であり、実際は3月末日という[要出典]
  2. ^ これは、日本と米国の相互理解を政治・経済・教育・文化などあらゆる分野で促進し、人物交流を通じ広範な種々の課題について両国が共有することを目的としたプログラムである。内容は政治・経済・文化など、各分野のリーダーによる3週間の米国研修で、アメリカ合衆国国務省が実施した。

出典

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  1. ^ 日本大学 林真理子氏「“マッチョな体質”改革したい」”. NHK. 2022年6月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年6月25日閲覧。
  2. ^ a b 林真理子; マキタスポーツ(インタビュー)「林真理子×マキタスポーツ 「山梨」発「野心」経由のふたり【前編】」『文藝春秋BOOKS』、2017年1月9日https://books.bunshun.jp/articles/-/28082018年11月8日閲覧 
  3. ^ 林真理子さんが日大理事長に内定 「初の女性理事長なら体制刷新のイメージが強まる」学内から声”. 日刊スポーツ (2022年6月2日). 2022年6月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年6月2日閲覧。
  4. ^ 斎藤美奈子『文壇アイドル論』(2002年岩波書店)参考
  5. ^ 作家の林真理子氏がレジオン・ドヌール勲章を受章”. 駐日フランス大使館 (2012年1月10日). 2021年6月28日閲覧。
  6. ^ “「後世に残るもの書きたい」 紫綬褒章の作家、林真理子さん”. 日本経済新聞. (2018年11月2日). https://www.nikkei.com/article/DGXMZO37262570R01C18A1CR8000/ 2018年11月8日閲覧。 
  7. ^ 「新理事長に林真理子さん」『読売新聞』2020年5月13日朝刊
  8. ^ 人事、文部科学省日本経済新聞(2020/8/28 20:49)
  9. ^ 第20期文化審議会委員文化庁
  10. ^ “菊池寛賞に林真理子氏、篠山紀信氏らが決定”. デイリースポーツ. (2020年10月13日). https://www.daily.co.jp/gossip/2020/10/13/0013778746.shtml 2020年10月13日閲覧。 
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  13. ^ 野間出版文化賞 : 講談社”. www.kodansha.co.jp. 2023年1月20日閲覧。
  14. ^ “アメフト部薬物事件、林真理子・理事長を「当事者意識を持たなかった」と批判…日大の第三者委員会の報告書を公表”. 読売新聞. (2023年10月31日). https://www.yomiuri.co.jp/national/20231031-OYT1T50192/ 2023年11月7日閲覧。 
  15. ^ “日大の林真理子理事長、年2400万円から報酬半減を受け入れ意向…理事会が学長と副学長に辞任勧告”. 読売新聞. (2023年11月22日). https://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/kyoiku/news/20231122-OYT1T50345/ 2023年11月23日閲覧。 
  16. ^ “日大副学長が林真理子理事長提訴 薬物事件で「辞任強要」パワハラ被害主張”. 産経新聞. (2023年11月27日). https://www.sankei.com/article/20231127-OSMFRZJLH5MZ7O3YY7QJCVDUDI/ 2023年11月27日閲覧。 
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  18. ^ 林真理子のあれもこれも日記 林真理子年譜 41歳〜45歳参考。
  19. ^ 松田哲夫『これを読まずして、編集を語るなかれ。』の秋山との対談より。なお、同雑誌には、のちに『ルンルンを買っておうちに帰ろう』の担当編集者となる、主婦の友社の松川邦生(渡辺和博の『金魂巻』の担当でもある)もかかわっていた。
  20. ^ 林真理子さんの軽井沢別荘。決して華美ではない、自然体の暮らしが心地いい家”. 家庭画報 (2021年8月2日). 2022年6月3日閲覧。
  21. ^ 堤清二 (2013-8-19). 構成:村上敬. ed. オトす三条件「愚直、尊重、たどたどしさ」. プレジデント 2013.9.19号別冊. pp. 34-35 
  22. ^ 「お笑いはこれからだ」(「小説新潮」82年~84年)
  23. ^ 名和広のツイートより
  24. ^ 『封印漫画大全』坂茂樹著、鉄人文庫p34より
  25. ^ 週刊朝日』2005年9月23日号「マリコのここまで聞いていいのかな」44頁
  26. ^ 『毎日新聞』1996年12月3日付大阪朝刊、社会、27面、「『従軍慰安婦強制連行』削除を 歴史教科書でもゴーマニズム宣言 書き直しを陳情」。
  27. ^ 「会創設にあたっての声明を出した同会呼びかけ人(一九九六年十二月二日)声明文」 『西尾幹二全集 第17巻』国書刊行会、2018年12月25日。
  28. ^ 西尾幹二「なぜ私は行動に立ち上がったか―新しい歴史教科書の戦い」 『西尾幹二全集 第17巻』国書刊行会、2018年12月25日。
  29. ^ 大森望豊崎由美『文学賞メッタ斬り!』(2004年、株式会社パルコ)エンターテインメント対決! 直木賞vs山本賞
  30. ^ 世相百断・第49話「直木賞候補作『半落ち』の評判」” (2003年5月9日). 2017年4月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年8月15日閲覧。
  31. ^ エディトリアル・デパートメント幻冬舎スペクテイター』39号「パンクマガジン『Jam』の神話」2017年6月、88-89頁。
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  33. ^ “2018年の大河ドラマは「西郷どん」!”. NHKドラマトピックス. (2016年9月8日). オリジナルの2016年9月8日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20160908080026/http://www.nhk.or.jp/dramatopics-blog/2000/252141.html 2016年9月8日閲覧。 
  34. ^ お正月は美輪明宏と「金色の時間」をご一緒に”. NHK. 2021年3月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年3月19日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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加藤直人
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