インドの言語の話者数一覧
ウィキメディアの一覧記事
インドの言語の話者数一覧 は、インドにおいて500万人以上の話者が存在する言語について、それぞれの言語の話者数を示したものである。英語はインドの言語ではないが、第二言語として、5,000万人から最大で2億5,000万人の範囲のインドの人々によって話されている。以下に示す数字の出典はエスノローグ(Ethnologue)データベースである。また以下の一覧においては、当該言語を母語とする話者数を示している。
インドで話されている大部分の言語は、インド・ヨーロッパ語族 (約 74 %)か、ドラヴィダ語族 (約 24 %)、または、オーストロ・アジア語族 (ムンダ語派) (約 1.2 %)、シナ・チベット語族(チベット・ビルマ語派) (約 0.6 %) のいずれかに属するが、これら以外に、帰属がいまだ明らかでない、いくつかのヒマラヤ諸語が存在する。大英帝国の統治下で導入された英語は、インドの特定の民族と結びつきのない共通語(リンガフランカ(Lingua Franca))として重要な役割を担っている。
公式統計によると、インドで母語として話される言語は(方言を含め)1683あり、そのうち850言語が日常の社会生活で使用されている。エスノローグでは、インドについて、387の現存言語を扱っている。
インドにおける話者数順位
編集(ドラヴィダ語族、オーストロアジア語族)以外は全てインド・ヨーロッパ語族。出典:エスノローグ 第17版
- ヒンディー語: 2億5,800万人
- ベンガル語: 8,250万人
- テルグ語: 7,380万人 (ドラヴィダ語族)
- マラーティー語: 7,170万人
- タミル語: 6,070万人 (ドラヴィダ語族)
- ウルドゥー語: 5,150万人
- グジャラート語: 4,570万人
- パンジャーブ語: 3,780万人
- ボージュプリー語: 3,780万人
- カンナダ語: 3,770万人 (ドラヴィダ語族)
- マラヤーラム語: 3,300万人 (ドラヴィダ語族)
- オリヤー語: 3,210万人
- マイティリー語: 3,000万人
- マガヒー語: 1,400万人
- チャッティースガリー語: 1,330万人
- アッサム語: 1,280万人
- ダッキニー語: 1,280万人
- カナウジ語: 950万人
- ハリヤーンウィー語: 800万人
- ヴァルハディ=ナーグプリ語: 697万人
- サンタル語: 594万人 (オーストロアジア語族)
- マールワーリー語: 560万人
- マールヴィー語: 556万人
- カシミール語: 536万人
- メワール語: 510万人
- ランプリ語: 500万人
関連項目
編集外部リンク
編集- Major Indian Languages (英語)
- Languages of India (英語)