ミッキー・カーチス
東京出身。父方の祖母と、母方の祖父がイギリス人だったため、幼少期は上海に疎開していた。高校生の頃から米軍キャンプや都内のジャズ喫茶で歌を披露し、58年に第1回日劇ウエスタンカーニバルでデビュー。平尾昌晃、山下敬二郎ともに「ロカビリー三人男」として人気を集め、音楽プロデューサーとしても功績を残す。俳優としては、映画デビュー作「結婚のすべて」(58)以降、「KAMIKAZE TAXI」(96)、「赤い橋の下のぬるい水」(01)など数多くの作品に出演している。12年には、五十嵐信次郎名義で「ロボジー」に主演した。その他、ミッキー亭カーチスとして立川一門会の真打として高座にあがるなど多彩な才能をみせている。