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Link to original content: http://bokujob.com/event/job/2016/report01.html
 2016 体験会レポート(1日目)|見学会・体験会・フェア|BOKUJOB - 競走馬 生産・育成牧場就業応援サイト -
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2016 体験会レポート(1日目)

2016 体験会レポート(1日目)

レポート(1日目)

「牧場の仕事に興味はあるけど、どんなことがあるのかわからない」「朝も早くてすごく大変そうだけど自分にも出来るのかな」「周囲は知らない大人ばかり。仕事以外の時間ってどう過ごせばよいのだろう?」などといった疑問には、言葉で説明するよりも、実際に体験してもらったほうが分かりやすい!とスタートしたBOKUJOBの「夏休み牧場で働こう体験会」。今回で6回目の実施です。
第1回目から4回目までは8月下旬に実施していましたが、昨年からは8月上旬にシフト。そして、今年からは牧場への宿泊が1泊から2泊へとスケジュールが変更されました。これまでに参加していただいた方々から寄せられたアンケートなどをもとに改定されたものですが、自然と参加者の意識も高まります。
今回、地元の北海道はもちろん、東京や大阪、京都といった大都市圏や東北、中部から16人(男性7人、女性9人)の高校生が参加してくれました。志望の動機は「将来は、ぜひ競走馬関連の仕事がしたい」「いつかは厩務員や調教師になりたいから」という強い意気込みを持つ方から「将来の仕事の選択肢のひとつ」という人まで多種多様。しかし、参加者全員が高校生というのは初めてです。受け入れる牧場側の都合なども考慮しての人選でしたが、ある意味では一般的な牧場が求める人材でもあります。競馬サークルも少しずつではありますが、求めている人材が確実に変化しているということなのかもしれません。
では、そんな参加者たちがどんな5泊6日を過ごしていたか。スタートする前は「5泊6日はちょうど良いか、少し長いくらい」と考えていた参加者もほとんどの人が終わってみれば「短かった」「もっと長く体験したかった」と感想が変わるほどの濃密なスケジュール。それくらい、参加者にとっては貴重な体験となったのは間違いありません。今回もそんな彼らの密着レポートをお届けします。

「夏休み牧場で働こう体験会」スケジュール

1日目7月31日(日)
14時
  • 新千歳空港出発
  • 浦河町へ移動
夕方
  • オリエンテーション
  • 体験牧場との顔合わせ夕食懇親会
  • 夕食あり
宿泊 アエル(浦河町)
2日目8月1日(月)
午前
  • 朝食あり
  • 各牧場での牧場就業体験
午後
  • 昼食あり
  • 各牧場での牧場就業体験

    実際に体験牧場に宿泊していただきます。

  • 夕食あり
宿泊 各牧場(浦河他)
3日目8月2日(火)
午前
  • 朝食あり
  • 各牧場での牧場就業体験
午後
  • 昼食あり
  • 各牧場での牧場就業体験

    実際に体験牧場に宿泊していただきます。

  • 夕食あり
宿泊 各牧場(浦河他)
4日目8月3日(水)
午前
  • 朝食あり
  • 各牧場での牧場就業体験
午後
  • 昼食あり
  • AERUにて乗馬体験
  • 専門家の方より講義
夕方
  • 夕食あり
  • BTC職員、牧場関係者を交えた夕食懇親会
宿泊 浦河町
5日目8月4日(木)
午前
  • 朝食あり
  • BTC研修施設見学
午後
  • 昼食あり
  • JBBA静内種馬場見学
夕方
  • 夕食あり
  • JBBA養成担当者及び研修生との懇談会
宿泊 ホテルヒルズ(新冠町)
6日目8月5日(金)
午前
  • 朝食あり
  • JBBA研修見学
午後
  • 昼食あり
  • 関係施設見学
  • ノーザンホースパークにて昼食
15時
  • 新千歳空港解散

集合 ~夢に向かっての第一歩~

初日は午後2時に新千歳空港に集合です。全員が高校生だという今回の参加者の内訳は高校1年生が3人。2年生が6人、3年生が7人です。事前アンケートでは、やはり多くの人が心配しているのが「体力」や「馬や仕事に対する知識」よりも「牧場の人や周囲の参加者とのコミュニケーション」でしたが、「オルフェーヴルのような馬に携わりたい」「厩務員の仕事に興味がある」「馬という動物を理解したい」という気持ちが上回って参加を決めてくれた人ばかりです。その中にも何度もチャレンジしていただき、ようやく参加していただけることができた方もおりました。毎年、多くのお申し込みをいただきますが、受け入れる側に限りがあるために、事務局側も苦渋の決断を迫られております。こうして何度も応募いただける方を見ると、私たちも勇気をもらう気分です。
今回、新千歳空港の集合場所では「北海道も初めて」という方もいましたが、見知らぬ土地、そして見知らぬ人たちに囲まれて緊張の色は隠せません。しかし、そこは同じ「競走馬の牧場で働く」という目標を持った同世代の人たち。最初こそぎこちないものの、打ち解けるまではそう多くの時間を要しません。
スタッフとともにバスに乗り込んだ一行は、途中でトイレ休憩などをはさみながら最初の宿泊地となる浦河へ。車中では添乗スタッフから今後のスケジュールの確認や注意事項、それぞれの自己紹介などを行いますが、この約3時間の移動が良い意味で心の準備となるようです。窓の外には日高の牧場風景が広がり、嫌でも気分が高まります。
到着後、オリエンテーションが行われたあとは、各自で荷物整理。そして受け入れ牧場との顔合わせを兼ねた夕食会がスタートします。今回は浦河町・様似町の「杵臼牧場」「辻牧場」「宮内牧場」「高村牧場」「岡田牧場」の5牧場にご参加いただいたほか、新ひだか町の「グランド牧場」にも受け入れていただきました。
岡田牧場は、現役活躍馬ヤマカツエースの生産牧場であり、グランド牧場は天皇賞馬スズカマンボや快足ラブミーチャンなどを送り出している牧場です。
多くの大人たちに囲まれた食事会は、高校生にとってはちょっと窮屈な時間かもしれませんが、これもまた体験会をスムーズなものとするために必要な「社会人への第一歩」なのです。

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