久喜市長　田中　暄二（たなか　けんじ）　～久喜市の発展のために～

※ 私が庁内放送で月１回、本庁舎、菖蒲総合支所、栗橋総合支所、鷲宮総合支所において、久喜市職員に向けて話したものを掲載します。

職員のみなさん、おはようございます。
今日は、「人権の取り組み」についてお話をいたします。

私が会長を務めています埼葛１２市町で構成する埼葛郡市人権施策推進協議会では、毎年１０月を「埼葛人権を考える月間」として人権啓発に取り組む強化月間としています。

この月間のメインとなる行事であります「埼葛人権を考えるつどい」については、今年、本市が会場となり、１０月１３日の
木曜日に久喜総合文化会館において開催されます。

この「埼葛人権を考えるつどい」には、大勢の皆様にご参加を頂き、参加者お一人おひとりに、改めて人権尊重の大切さについて、考えていただきたいと願っています。

今年で２５回目を迎える節目ということで、内容をさらに充実させ、人権意識の向上に大きく寄与していきたいと考えています。職員の皆様には、多くの方にお声かけを頂けますようお願いいたします。

今回の埼葛人権のつどいの開催に向けた準備等については、多
くの団体や関係機関の皆様にもご協力をいただくこととなって
おります。

職員の皆さんには、当日の運営スタッフとしての協力はもとより、準備の段階から、全庁的な取り組みとしてご協力をいただくことが必要であると考えておりますのでよろしくお願いいたします。

また、職員の皆さんには、日頃から「接遇力の向上」について積極的に取り組んでいただいています。是非、埼葛の１１市町の市民のみなさんをはじめ各団体や職員の皆さんに対しまして「おもてなしの心」を持って、相手の立場に立った対応を心掛けていただきますようお願いします。

この他にも、本市では、人権意識の高揚と差別のない明るい社会の実現を目指すため、毎年、各地区で、「人権のつどい」を開催しております。

９月１７日には久喜地区で、１１月１２日には菖蒲地区で、
１２月１０日には鷲宮地区、また、年明けの１月２８日には栗橋地区で、それぞれ趣向を凝らした装飾や演出で多くの方々をお迎えする予定です。職員の皆さんには、各地区のつどいについてもご協力いただきますようお願いいたします。

人権とは、「すべての人々が生命と自由を確保し、それぞれの幸福を追求する権利」であって、誰にとっても大切なもの、思いやりの心によって守られなければならないものです。「２１世紀は人権の世紀」といわれる中で、あらゆる人権問題の早期解
決に向けて、地域間の交流を通じて、地域住民の人権意識の高
揚と正しい認識と理解を図ることが重要であります。

職員の皆様には、一人ひとりが人権について考え、人権問題解決に向けて積極的な行動をとっていただくことをお願いいたしまして、今朝のあいさつを終わります。