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奪われてはならないものについて 『自選作品集 鬼子母神』(山岸 凉子) | 角田 光代 | 書評
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奪われてはならないものについて 『自選作品集 鬼子母神』(山岸 凉子) | 角田 光代 | 書評
2022.04.19書評 奪われてはならないものについて 文:角田 光代 (作家) 『自選作品集 鬼子母神』(山... 2022.04.19書評 奪われてはならないものについて 文:角田 光代 (作家) 『自選作品集 鬼子母神』(山岸 凉子) 出典 : #文春文庫 ジャンル : #随筆・エッセイ 『自選作品集 鬼子母神』(山岸 凉子) はじめて触れた山岸凉子作品がホラー漫画で、しかもトラウマになるくらいの恐怖を味わったので、山岸凉子さんはホラー作品の書き手なのだと思いこんでいた。その後に『日出処の天子』『天人唐草』『パエトーン』『パイド・パイパー』『舞姫 テレプシコーラ』……と順不同に出合い、特定のジャンルにあてはめることの不可能な作家なのだと知った。 この『自選作品集 鬼子母神』におさめられている作品はいずれも、母親と子どもの関係を描いている。 「夜叉御前」は、怪奇ものと思って読んでいくと、怪奇現象よりももっとおぞましくおそろしい現実を、読み手は突きつけられる。引っ越した新居にあらわれる「恐ろしい女の人の