ポグソンの式
よみ方
ぽぐそんのしき
英 語
Pogson's equation
説 明
星の等級と見かけの明るさの間の関係を定めた式。1856年にイギリスのポグソン(N. Pogson)が提案した。 $m$ 等級の星の見かけの明るさを $I_{\rm m}、n$ 等級の星の見かけの明るさを $I_{\rm n}$ とするとポグソンの式は、
$$m-n= -2.5\,{\rm log}\,(I_{\rm m}/I_{\rm n} )$$
となる。これによると5等級の差は明るさにして100倍の違いとなり、1等級の差は 1001/5〜2.512 倍に相当する。ポグソンの式は、等級差と明るさの比を定めているだけなので、等級のゼロ点(原点)は別途定める必要がある。ベガ等級、AB等級も参照。
2023年05月07日更新
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